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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2018年2月21日号

 平成30年第1回区議会定例会において、山本区長が30年度の区政運営の基本的な考え方を示す、施政方針説明を行いました。こちらでは、その要旨をお伝えします。
[問合せ]政策担当 電話:03-5608-6231

すみだの“夢”実現に向けた実効性の高い取組の確実な推進
 基本計画に掲げた「すみだの“夢”実現プロジェクト」を着実かつ効果的に推進し、更なる未来に向け、力強い歩みを進めます。

更なる行財政改革の推進
 より一層、区民目線に立った事業の見直しや「選択と集中」により、区役所一丸となって事業の再構築に取り組み、効率的・効果的な区政運営を行っていきます。

1 子ども・子育て支援を充実させ、笑顔があふれるまちづくり
子ども・子育て支援が徹底整備されたまちづくり
 「保育サービス基盤の充実」では、学童クラブ室を含む亀沢保育園改築や私立認可保育所8か所の整備助成を行うほか、私立保育所等での子どもの安全対策として、ベビーセンサー等の導入を支援します。
 「放課後の居場所の充実」では、学童クラブを2か所新設し、既存の2か所で定員を拡充します。また(仮称)子ども未来館の10月の開設に向けて準備を進めます。

知・徳・体の充実を図る教育による将来のすみだを担うひとづくり
 「知・徳・体の充実」では、学力向上「新すみだプラン」を拡充して推進します。また、TOKYO GLOBAL GATEWAY(体験型英語学習施設)を利用した国際理解教育の充実や、中学校1年生全員の普通救命講習受講を実施します。

緑豊かな公園など、子育てしやすい住環境づくり
 「子育てに適した住環境の整備」として、新たに三世代同居と近居を対象とした持家取得支援や民間賃貸住宅への転居費用支援など、子育て世帯等の定住促進支援を実施します。また、ボール遊び広場を整備・拡充するほか、公園や児童遊園の再整備、内部河川での遊歩道整備を進めます。

2 地域力日本一の、住んでいてよかったまちづくり
災害に強い安全・安心なまちづくり
 「多様な都市機能が調和したまちづくり」では、社会経済状況の変化と、基本計画や人口ビジョン等に基づく本区の将来像を実現するため、「都市計画マスタープラン」を改定します。また、東武伊勢崎線とうきょうスカイツリー駅付近の立体化については、鉄道高架化の詳細設計や工事等に着手します。

誰もが安心して暮らし続けられるまちづくり
 「地域共生社会の実現に向けた環境づくり」では、福祉総合型高齢者支援総合センターを京成押上線高架下で開設するほか、都営文花一丁目団地での整備を進めます。また、京成押上線高架下に開設される重度肢体不自由児(者)生活介護事業所の運営を支援します。

地域力を高めるコミュニティとひとづくり
 「地域をつなぐ・地域を守る」取組では、全町会・自治会実態調査を行います。また、すみだの力応援助成事業等により、協治(ガバナンス)によるまちづくりを進めるほか、新たに防災士を養成し地域防災リーダーの育成を推進するなど、地域を守る仕組みを充実します。

新たなビジネスが生まれ、活発な交流が進むまちづくり
 「生産性向上を見据えた産業活性化の支援」では、事業承継や女性の活躍促進の視点を含む、経営改善のための機器導入補助を新たに実施します。

ワーク・ライフ・バランスを実現し、女性も男性も輝き、活躍できるまちづくり
 「女性も男性も活躍できるまちづくり」の取組として、区民意識調査に基づき「男女共同参画推進プラン」を改定します。

夢をかなえたい若者や、元気な高齢者・障害者が活躍できるまちづくり
 「働きたい人が就労できる環境整備」では、新たに若者・女性就職支援事業を実施します。また、シルバー人材センターの運営支援、障害者施設の新商品開発の支援等を推進します。

誰もが安心してまち歩きを楽しめる国際的なまちづくり
 「将来にわたるまちの(にぎ)わいの創出」では、北十間川・隅田公園観光回遊路の整備、吾妻橋地区の水辺空間を利用した魅力の創出、両国リバーセンタープロジェクトの推進などに取り組みます。

観光とものづくりが融合したまちづくり
 「ものづくり観光の推進」では、本区が誇るものづくりの技術とその魅力を()かした「地域ブランド戦略」や「すみだ3M運動」の推進、「すみだファクトリーめぐり」の実施など、地域プロモーションの支援を進めていきます。

“おもてなしの心”を育むまち・ひとづくり
 台東区との観光連携事業を展開するほか、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた気運醸成の促進や、オリンピック・パラリンピック教育の推進を通じて、おもてなしの心を醸成します。

 すみだ郷土文化資料館開館20周年記念特別展の開催や、定住促進ブックの制作、観光プロモーションの展開、“北斎”を通じた新たな交流・プロモーション、そして健康・環境をテーマとした地域ポイント制度の実証実験の成果を踏まえた制度設計などに取り組みます。

 約2年半後の大会開催を区政の新たな展開に向けての絶好の機会と捉え、「大会に向けたインフラ整備」「大会に向けた気運醸成」「大会後のレガシーにつながる取組」により、全庁一丸となって次の社会のレガシーにつながる取組を進めます。

このページは広報広聴担当が担当しています。