墨田区長 山本 亨
弥生を迎え、墨田区にとって忘れられない日が近づいてきました。73年前の昭和20年3月10日、東京大空襲により甚大な被害を受けた本区は「平和福祉都市づくり宣言」を行い、毎年、区役所1階のアトリウムで「平和メッセージ」事業を実施しています。
今年は3月9日(金曜日)に新日本フィルハーモニー交響楽団と広島交響楽団の方々による「平和祈念コンサート」で幕を開け、会場には、区民の皆さんや各界の著名人が平和への思いを
また、アトリウムの壁面全体を飾る「平和のオブジェ」は、毎年、区内外から平和への願いを込めて寄せられた10万羽以上にもおよぶ色とりどりの折り鶴で制作されます。9日からお披露目となる新作品は、平和の達成を願って制定された元号の「平成」という文字と、花言葉で“希望”や“前進”を意味するガーベラなどをモチーフとしたデザインです。
心を込めて鶴を折ってくださった皆様、オブジェを制作されたボランティアの皆様に心から感謝を申し上げますとともに、多くの方にお越しいただき、改めて平和の尊さについて考える機会にしていただければと思います。
さて、先月発表しました平成30年度予算案について、現在、区議会でご審議いただいています。新年度は、区の基本計画に掲げた「すみだの“夢”」実現に向けて、より効果的な取組を着実に進め、全庁一丸となって区政を力強く前進させ、希望に満ちた未来を創造していきます。
どこよりも
すみだの“夢”実現への着実な取組を推進する平成30年度予算案を発表しました。
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