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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2018年5月1日号

 区では、皆さんに区の歴史を身近に感じていただき、その財産を後世に伝えていくために、保存の必要がある文化財を登録文化財とし、中でも重要なものは指定文化財としています。平成29年度は新たに3件を登録文化財に登録、1件を指定文化財に指定しました。
[問合せ]地域教育支援課文化財担当 電話:03-5608-6310

江戸表具 前川 治氏
 表具とは、書画の掛軸や(ふすま)などを仕上げる技術のことです。前川 治氏は江戸表具の伝統を受け継ぎ、100年以上を経ても狂いが生じない仕上がりを保つ、優れた技術を有しています。また後継者の育成指導にも熱心で、技術の継承に努めています。



法泉寺文書(東向島三丁目8番1号)
 法泉寺が所蔵する古文書です。江戸時代の武家(かかえ)()(しき)の経営に関するもの等、江戸周辺地域に特徴的な古文書669点がそろって残されています。(一部非公開)



旗本太田資同墓碑(太平一丁目26番16号 法恩寺内)
 文政元年(1818年)の造立と推定されている、旗本 太田氏の第5代・太田 資同の墓碑です。資同が寛政9年(1797年)に書き残した遺訓(生前遺言書)を模刻しており、近世武家の倫理観を示す貴重な歴史資料です。



弘福寺本堂((だい)(おう)(ほう)殿(でん))(向島五丁目3番2号)
 昭和8年(1933年)竣工の黄檗様式の仏殿。平成25年から27年に行われた修繕工事の際に、屋根をトラス(洋小屋)で支えるなど、高度な近代的建築技法を採用している事実が新たに確認されました(文化財指定に合わせて文化財名称も改めました)。



太田氏七代供養塔(太平一丁目26番16号 法恩寺内)
 墨田区登録史跡「太田道灌家供養塔」としていましたが、供養対象が太田 道灌の父親以降の七代に限られることと、過去に移設された経緯のあることが確認されました。このため、文化財の種別を有形文化財(歴史資料)とし、名称を上記のとおり改めました。



弘福寺所蔵絵画資料(向島五丁目3番2号)
 鳥取藩主池田 斉稷の嗣子・池田 斉衆の肖像画1点、斉稷の弟・道一と推定される人物の肖像画1点、弘福寺の開創に協力した須崎村の有力者・小関氏夫妻の肖像画2点を、新たに追加しました。(非公開)

 6月1日から新コーナー「つながる すみだ人」が始まります。新コーナーでは、すみだを愛する人をリレー形式で紹介したり、皆さんから応募していただいた写真を掲載したりしていきます。

 すみだを愛し、すみだで活躍する人に話を聞き、リレー形式で紹介していきます。インタビューを受けていただいた方に、次に登場する方を紹介していただくことで、すみだを愛する人をつないでいきます。

 「私の好きな すみだ」をテーマに、区内で撮影した写真を募集します。
 お寄せいただいた写真の中から、「今月の1枚」を毎月掲載していきます。
[募集期間]通年
[応募方法]随時、「私の好きな すみだ」をテーマとした写真と、作品名・撮影場所・コーナー名・住所・氏名・電話番号を、直接または郵送、Eメールで、〒130-8640 広報広聴担当(区役所6階) 電話:03-5608-6223・Eメール:OSHIRASE@city.sumida.lg.jp
*写真は

  • 直接・郵送=A4以下のサイズに印刷するか、jpeg形式でCD-Rに保存
  • Eメール=jpeg形式で添付(1通あたり3メガバイト以内)

*応募写真の中から毎月1枚を掲載
[注意事項]

  • 被写体に人物が含まれてる場合は、肖像権の侵害等が生じないよう、本人(未成年の場合は親権者)の了承が必要
  • 氏名も掲載
  • 応募写真は区ホームページ等、他媒体で使用する場合あり
  • 応募写真は紙面への掲載に当たり、一部手直しをする場合あり
このページは広報広聴担当が担当しています。