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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2018年5月21日号

 大正ロマンを感じさせる、レトロ調のたたずまいで、墨田区の歴史や文化に関する貴重な資料を引き継いでいる「すみだ郷土文化資料館」は、平成10年に開館しました。開館20周年を迎える今年は、江戸時代後期、隅田川で初めて(かわ)(びらき)大花火が開催された日にちなんだ5月28日(月曜日)から、特別展「隅田川花火の390年」を開催します。日本随一の技術書コレクションなど、貴重な資料を惜しげもなく公開します。

約50人もの地元ボランティアが、資料館の活動を支えています。毎月第2日曜日・第3日曜日午後1時から行っている展示解説に、ぜひ、お越しください。

墨田区は、東京空襲で大きな被害を受けました。東京空襲体験者が描いた絵を「空襲体験画キット」として、全国の皆さんに貸し出しています。

資料館の資料を地域で展示する「地域巡回展」は、昨年、お寺や学校、商業施設、ギャラリーなど15か所で開催し、大変な好評をいただきました。

Q.隅田川で初めて花火を打ち上げたのはいつ?
 江戸時代、寛永5年(1628年)のことです。浅草寺を訪れた天海という僧侶をもてなすために、花火を打ち上げたのが始まりと言われています。

どんな花火だったのだろう?

Q.隅田川の花火は、なぜ有名になったの?
 隅田川の花火が有名になったことには、江戸時代の絵巻や浮世絵が大きく影響したようです。両国橋と一緒に描かれたことで、その名が知られるようになりました。

昔の人たちも、私たちのように花火を楽しんだのかな?

Q.隅田川花火大会のはじまりは?
 現在も続く隅田川花火大会は、昭和53年(1978年)に第1回が開催されました。それ以前にも、全国花火コンクールなどの大会が開かれていました。

どんな歴史を辿(たど)ってきたのだろう?

南蛮流火術花火伝書(1804年から1818年まで)

南蛮流火術花火伝書(1804年から1818年)

江戸八景両国橋の夕照(1843年から1847年まで)

江戸八景両国橋の夕照(1843年から1847年まで)

隅田川花火大会のポスター(1981年)

隅田川花火大会のポスター(1981年)

詳しくは、すみだ郷土文化資料館で!ご来館を、お待ちしています!!

[とき]5月28日(月曜日)から8月26日(日曜日)までの午前9時から午後5時まで
*入館は午後4時半まで
*毎週月曜日(祝日のときは翌日)、第4火曜日は休館
*5月27日(日曜日)までは臨時休館
[ところ]すみだ郷土文化資料館(向島二丁目3番5号)
[入館料]

  • 個人=200円
  • 団体=160円

*中学生以下と身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料
[申込み]期間中、直接会場へ
[問合せ]すみだ郷土文化資料館 電話:03-5619-7034
期間中、ご来館の方に“特製クリアホルダー”プレゼント!
*お一人様1点限り(なくなり次第終了)



*いずれも午後1時から2時半まで
*敬称略
[テーマ]南信州の煙火
[とき]7月1日(日曜日)
[講師]櫻井 弘人(飯田市美術博物館学芸員)

[テーマ]昭和の隅田川花火
[とき]7月8日(日曜日)
[講師]河野 晴行(公益社団法人日本煙火協会専務理事)

[テーマ]明治・大正期の隅田川花火
[とき]7月22日(日曜日)
[講師]福澤 徹三(すみだ郷土文化資料館学芸員)

[ところ]すみだ郷土文化資料館(向島二丁目3番5号)
[定員]各日先着50人
[費用]各日200円から500円まで(入館料込み)
[申込み]事前に電話で、すみだ郷土文化資料館 電話:03-5619-7034へ

このページは広報広聴担当が担当しています。