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すみだを愛し、すみだで活躍する人をリレー形式で紹介する「つながる すみだ人」。お話を伺った方に次の方を紹介していただき、すみだを愛する人をつないでいきます。第20回は、両国中学校PTA会長として、そして墨田区立中学校PTA連合会（以下、中P連）の会長として、区内の中学生の成長を見守る廣田 晃久さんです。
廣田 晃久さん（石原在住）
両国中学校のPTA会長を務めて今年で3年目です。これまで築かれてきた伝統を守るべく役員全員で協力しながら活動しています。活動の一つに、学校行事運営の手伝いがありますが、運動会を例にとってみても、来賓の方の案内や自転車駐輪整理など、やることはたくさん。我々は先生方が生徒たちの指導に注力できるようサポートしています。そうすることが結果的に生徒たちにとってもベストな環境につながりますから。
また、中P連では、区内全10校の中学校PTA会長が毎月集まる会議のほか、PTA会員対象の研修、PTA対抗ビーチボールバレー大会を開催するなどして親睦を深めています。この中P連でも会長を務めていますが、皆さん経験豊富な方ばかり。「“チームすみだ”で区内の中学校を盛り上げていこう」という
きっかけは、長女の二葉小学校入学と同時に「二葉おやじの会」に入ったことです。私は岡山県出身なので、すみだで知り合いをもっと作りたい、と思って入りました。小学校の行事の手伝いをするたびに知り合いも増え、「二葉おやじの会」の代表も務めました。それもあってか、長女が両国中学校に入るときに中学校のPTA本部役員に、と声が掛かり、役員2年目からはPTA会長を務めています。この活動は、自分の子どもが卒業してからやろうと思ってもできません。まさに今しかできないからこそ、後悔しないようやりたいです。
もうすぐ私が一番思い入れのある卒業式。いつの間にか小さくなった制服を着た3年生が卒業します。両国中学校の卒業式では、校歌の1番を生徒だけで歌います。入学式を思い返せば、1年生は校歌をまだ知らないので、歌うのはほぼ2年生・3年生でした。それから約1年。この卒業式で全校生徒が一つになり校歌が完成するんです。700人近くいる生徒の校歌斉唱。あれを聞くと毎年、「両中っていいな」としみじみ思います。
廣田さんの活動の原点でもある「二葉おやじの会」。オレンジのTシャツを着た会員が運動会で警備の手伝いをしています。
中P連のビーチボールバレー大会にて。学校カラーである緑のTシャツを着た両国中学校PTAチームと応援に来てくださった先生方。
私はすみだで生まれたわけでも、育ったわけでもないですが、そんな私でも受け入れてくれる地域の方の温かさが好きですね。また、頻繁に地域のパトロールなどをしてくださっている団体や町会の方がいるように、純粋に「地域のために」「子どもたちのために」とやってくださる人情味のあふれる方が多いです。家と会社を往復するだけの生活を送っていた頃は気付きませんでしたが、PTAの活動をするようになって、すみだには子どもたちを支えてくださる方や応援してくださる方が本当にたくさんいるんだな、と気付かされました。
以前、梅若小学校と寺島中学校でPTA会長を務め、現在は主任児童委員として活動する杉崎 真嗣さんです。
［問合せ］広報広聴担当 電話：03-5608-6223
今月の1枚
「カモさん家族見つけたよ」
【撮影】山崎 紀之さん
本コーナーへの写真を随時募集しています。詳細は区ホームページをご覧ください。
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