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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2022年2月21日号

 令和3年度墨田区議会定例会2月議会において、山本区長が4年度の区政運営の基本的な考え方を示す、施政方針説明を行いました。こちらでは、その要旨をお伝えします。
[問合せ]政策担当 電話:03-5608-6231

  • 「誰一人取り残さない」包摂的な社会の実現をめざし、SDGsの目線に立った、施策を展開することで、持続可能な“すみだ”を実現する
  • ポストコロナを見据えた、“すみだ”の未来につながる「新たな日常」にふさわしい施策を推進する
  • あらゆる分野でDX(デジタルトランスフォーメーション)を強力に推進し、区民目線で行政サービスのデジタル化を図り、区民生活の向上につなげる

新型コロナウイルス感染症に対する取組
 ワクチンの3回目接種を着実に実施し、区民の安心・安全の確保に努めるとともに、感染拡大防止を図るため、発熱・コロナ相談センターおよび後遺症相談センターの運営や、患者の搬送委託等を引き続き進めていきます。

「SDGs未来都市」としての取組
 社会課題の解決に取り組むスタートアップ企業を区内に誘致し、実証実験を進めることで、地域課題の解決につなげます。また、区民や事業者に対し、SDGsの普及・啓発等に取り組み、全庁一丸となって持続可能なまちづくりの実現をめざすとともに、脱炭素社会に向けた取組を推進していきます。

DXに対する取組
 キャッシュレス決済のさらなる拡充や、大学等と連携した高齢者ICT講習会、自転車駐車場利用申請のオンライン化など、利用者中心のサービスを実現していきます。

1 子ども・子育て支援を充実させ、笑顔があふれるまちづくり

子ども・子育て支援が徹底整備されたまちづくり
 学童クラブの待機児童ゼロをめざして、4年度末までに原則、全小学校内での整備を進めるほか、児童相談体制の構築に向けた準備を進めます。

知・徳・体の充実を図る教育による将来のすみだを担うひとづくり
 学力向上「新すみだプラン」を着実に推進するほか、不登校防止対策として校内スモールステップルームの設置拡充を行います。また、教育DX推進による学校の業務改善等を図るための自動応答欠席連絡システムの導入等を進めます。

緑豊かな公園など、子育てしやすい住環境づくり
 子育て世帯の定住促進支援や、公園・児童遊園の整備を推進します。

2 地域力日本一の、住んでいてよかったまちづくり

災害に強い安全・安心なまちづくり
 災害時における高齢者・障害者等要配慮者の支援体制の拡充や、改定した水害ハザードマップの全戸配布を行うなど、地域防災力の向上を図ります。

誰もが安心して暮らし続けられるまちづくり
 地域住民の複雑化・複合化した支援ニーズへの対応や、重層的なセーフティネットの強化など、「すみだ型共生社会」の実現に向けた取組を進めるほか、区民の健康づくりや母子保健、感染症等の健康危機に対応するための拠点となる新保健施設等複合施設をこの3月に着工します。また、東京2020大会を契機とした共生社会の実現に向けて、障害者スポーツの普及啓発など、レガシーとしての取組を継承します。

地域力を高めるコミュニティとひとづくり
 町会・自治会加入促進マニュアルを作成するほか、「墨田区空家等対策計画」を推進します。

新たなビジネスが生まれ、活発な交流が進むまちづくり
 区内事業者の相談等支援や、STEAM人材育成、3回目のキャッシュレス決済促進・ポイント還元事業等を実施します。

ワーク・ライフ・バランスを実現し、女性も男性も輝き、活躍できるまちづくり
 女性活躍・働き方改革アドバイザーの派遣等を通じた男女共同参画のさらなる推進や、ワーク・ライフ・バランスの普及啓発に努めます。

夢をかなえたい若者や、元気な高齢者・障害者が活躍できるまちづくり
 就職相談事業の充実や、ハローワークとの連携を図り、働きたい人の就労支援・区内事業者の雇用促進に向けた取組を進めます。

誰もが安心してまち歩きを楽しめる国際的なまちづくり
 隅田公園の魅力向上に向けた再整備を進めるとともに、舟運の社会実験など、水辺空間を生かした回遊性の向上とまちの活性化や、向島花街の文化継承の支援等に取り組みます。

観光とものづくりが融合したまちづくり
 「すみだ地域ブランド戦略」を軸に、区内産業の魅力を区内外に発信し、本区に関わり続けたいと考える関係人口の創出に努めます。

“おもてなしの心”を育むまち・ひとづくり
 国際交流事業の実施による多文化共生への理解促進や、観光地域づくり法人(DMO)への支援等を行います。

 「まちへの愛着、誇りを育むまちづくり」、「区外からの共感や憧れを生むまちづくり」、「シティプロモーションを担うひとづくり」に取り組んでいきます。引き続き「北斎のまち すみだ」をPRするとともに、すみだトリフォニーホール開館25周年記念事業を実施するなど、地域と連携しながら、すみだの魅力を発信していきます。また、職員の広報マインドの向上を図り、まちの発展をめざす自覚と責任感を醸成し、“すみだの夢”実現プロジェクトを推進します。

千葉大学・情報経営イノベーション専門職大学との連携
 情報経営イノベーション専門職大学の教育・研究・社会連携施設として開設される「すみだメディアラボ」と積極的に連携するなど、大学のあるまちづくりを一層推進します。

公民学連携組織「UDCすみだ」の活動支援
 「アーバンデザインセンターすみだ(UDCすみだ)」を基盤として、公・民・学の連携による地域課題の解決への取組や情報発信等を進めていきます。

地域と大学の交流空間「キャンパスコモン」の整備
 キャンパスコモンは、あずま百樹園と一体的に都市公園として整備し、様々な社会実験・研究発表や、地域イベントの実施など、地域と大学の交流を生む(にぎ)わいの場としていきます。

 「墨田区行財政改革・行政情報化計画」に基づく取組を着実に進め、「第3次公共施設マネジメント実行計画」による公共施設の再編とライフ・サイクル・コストの低減などに取り組んでいきます。感染症への対応に加え、DXやSDGsの視点も踏まえ、行政として担うべき業務の「選択と集中」をより一層進め、事務事業の見直しや改善の取組を通して、持続可能な行政基盤の確立と簡素で効率的なシステムの構築を進めます。

このページは広報広聴担当が担当しています。