すみだ北斎美術館に収蔵されている北斎の名品をご紹介します。
釈迦の一生を描いた北斎最晩年の読本(江戸後期に流行した本格的小説)、「釈迦御一代記図会」の一図で、
天雷とは雷神のことで、昔から雷神は鬼の様態で表現されることが多く、左に天罰として電撃を落とす雷神、右に爆風渦巻く中に破壊される王宮を対比させる大胆な構図です。北斎の雷神像は、雲ではなく雷獣に乗り、頬がこけて険しく恐ろしい顔にするなど独自性を出しています。本図は「北斎 百鬼見参」展(8月28日まで)で展示されています。
すみだ北斎美術館(亀沢二丁目7番2号)で開催中の特別展「北斎 百鬼見参」後期の見所をご紹介します。
大正時代すでに
[とき]8月28日(日曜日)までの午前9時半から午後5時半まで
*入館は午後5時まで
[入館料]
- 一般=1,200円
- 高校生、大学生、65歳以上の方=900円
- 中学生、障害のある方=400円
- 小学生以下=無料
*観覧日当日に限り、常設展をはじめ全展示が観覧可
[問合せ]すみだ北斎美術館 電話:03-6658-8936
*詳細は、すみだ北斎美術館のホームページを参照
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、展示の中止や会期等が変更となる場合があります。ご来館の際は事前に、すみだ北斎美術館のホームページで開館状況をご確認ください。
[問合せ]文化芸術振興課文化芸術担当 電話:03-5608-6115