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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2022年10月21日号

SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」は、人類がこの地球で暮らし続けていくために2030年までに達成しなければならない世界共通の17の目標です。

 SDGsには、17の目標(ゴール)が掲げられています。各目標は、どのような課題を解決しようと呼びかけているか、1つずつ考えたいと思います。
 今回は、目標1「貧困をなくそう」についてです。「地球上のあらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」というテーマのもと、7つのターゲットで構成されています。世界には、生活に困るほどの「貧困」に苦しむ人が大勢います。日本における現在の物価高騰が私たちの生活を圧迫している現状を考えると、身近なこととして考えられるのではないでしょうか。
 区では、ウクライナ危機を発端とする原油・原材料価格の高騰や円安の進行に伴う物価高騰等の影響を踏まえ、コロナ禍における「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」政策パッケージを打ち出しました。これは、区民の生活を守ったり、事業者を支援したりする事業をまとめたものです。その中から、子育て世帯生活支援の1つをご紹介します。
 区では、食費等の物価高騰等に直面する子育て世帯(非課税世帯等)に対する支援として、児童1人あたり10キログラムの米を支給しています。今回支給した米は、本区の友好都市である栃木県鹿沼市で生産されたものです。区と深い関わりがある鹿沼市の協力を得て支援を行うことは、これもまた目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」につながる取組となっています。
このように、ある1つの目標の達成をめざすことで、別の目標にも取り組むことができる相互的な影響も、SDGsを推進するうえでの重要なポイントです。
[問合せ]SDGs未来都市政策調整担当 電話:03-5608-6231

貧困をなくそう

パートナーシップで目標を達成しよう

このページは広報広聴担当が担当しています。