SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」は、人類がこの地球で暮らし続けていくために2030年までに達成しなければならない世界共通の17の目標です。
ドイツの「ベルテルスマン財団」と「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク」が発表した今年のSDGs達成度ランキングで、日本はトップ20から外れ、世界21位でした。また、今年の持続可能な開発レポートによる日本の評価は、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」、目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」の2項目が「達成」となった一方で、目標5「ジェンダー平等を実現しよう」、目標12「つくる責任、つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」が「深刻な課題あり」とされました。
区では公民連携で、これらの課題に取り組んでいきます。例えば、目標12では、プラスチックごみの輸出量の多さが問題視されています。そこで、区はペットリファインテクノロジー 株式会社、アサヒ飲料 株式会社と三者協定を締結しました。区が回収した全てのペットボトルをペットリファインテクノロジー 株式会社によってペット原料に再生し、アサヒ飲料 株式会社のペットボトル商品に再利用する取組を6年4月から開始します。年間で約1,200トンのペットボトルが再利用される見込みです。
また、錦糸町パルコ主催「秋のサステナ祭2023」(詳細は上記イベント欄を参照)では、様々な企画が催されますが、区はアサヒグループジャパン 株式会社と連携して環境ワークショップを開催します。都もSDGsを学ぶためのカードゲームブースを出展し、区民の皆さんのSDGsアクションを促していきます。
このように区は、積極的な公民連携でSDGsの達成をめざします。連携のご提案がありましたら、ぜひ、ご連絡ください。
[問合せ]SDGs未来都市政策調整担当 電話:03-5608-6231