本日で関東大震災から100年を迎えました。平成23年3月11日に発生した東日本大震災をはじめ、毎年のように日本各地で地震や大雨による水害などの災害が起きていますが、それに伴う様々な人権課題もあります。
甚大な被害をもたらす災害時には、家を失うなどして多くの人たちが長期にわたり避難所生活を余儀なくされます。避難所等では、避難者のプライバシーの確保のほか、高齢者、妊産婦等の要支援者への配慮が求められます。
また、東日本大震災のときには、地震と津波に伴い発生した福島第一原子力発電所の事故で、避難した人たちに対し、風評による嫌がらせも起きました。このことから、災害の混乱に乗じてSNSなどで拡散される根拠のない情報、デマ、うわさ話に惑わされない冷静な判断も必要です。
災害は多くの人命を危険にさらし、被災者の生活を奪います。こうしたときこそ、一人ひとりが被災した人たちの状況を理解し、思いやりや優しさを忘れずに人権に配慮しながら支援していくことが大切です。
[問合せ]人権同和・男女共同参画課人権同和担当 電話:03-5608-6322
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