ペットとして飼われていたのに捨てられてしまった、飼い主のいない猫(野良猫)。かわいそうだからとただエサを与えるだけでは、猫は増え続け、
[問合せ]生活衛生課生活環境係 電話:03-5608-6939
野良猫によるトラブルを地域の環境問題として捉え、エサの与え方や糞尿の清掃方法などのルールを地域に合わせて作ったうえで、野良猫には不妊・去勢手術を施し、これ以上増えないように管理していくことが大切です。
1 地域の状況把握
どこにどのくらい猫がいるかや、苦情・被害がどれくらいあるかなどの把握
2 活動への理解、合意形成
地域住民で意見を出し合い、理解を得ながらルール等の取組方を決める
3 具体的な活動
不妊・去勢手術の実施、衛生的なエサ場の管理、猫トイレの設置・管理、地域の清掃など
4 地域住民への広報
活動内容や経過の周知、猫の迎え主の募集、飼い猫の管理や捨て猫の防止など
猫は、1回の出産で3匹から6匹の子猫を産み、1年に2回・3回の出産が可能です。このため、野良猫を放っておくと、あっという間に数が増えてしまいます。
野良猫を増やさないためには、野良猫を捕獲し(Trap)、動物病院で不妊・去勢手術を受けさせ(Neuter)、元の場所へ戻す(Return)、TNR活動を行うことが重要です。
不妊・去勢手術をすると…
- これ以上、猫が増えない
- 尿の臭いが薄くなる
- 鳴き声が減る
- メス猫をめぐるけんかがなくなる
区内に生息する飼い主のいない猫に区内の動物病院で不妊・去勢手術を受けさせ、生息する地域で責任を持って管理する場合に、不妊・去勢手術の費用を区が助成します(手術前に申請が必要)。
[区内の町会・自治会が申請する場合]猫1頭当たり
- メス=2万2,000円
- オス=1万1,000円
を上限として、手術に要した費用を助成
[区内在住の個人が申請する場合]猫1頭当たり
- メス=1万2,000円
- オス=6,000円
を上限として、手術に要した費用の11分の6を助成
[申込み]事前に生活衛生課生活環境係(区役所5階) 電話:03-5608-6939へ
エサを与えなければ野良猫がいなくなるわけではありません。エサがなくなると、エサを求めてごみを荒らしたり、家屋の中に侵入して食べ物をあさったりすることがあります。
適切にエサを与えることで、このような被害を未然に防ぐことができます。
エサを与えるときは…
- 地域住民に理解を得た場所で行う
- 必ず容器に入れ、決まった時間に与える
- エサは置いたままにせず、食べ終わったらきれいに片付ける
- 猫の問題を減らす活動であることを地域住民に周知する
野良猫による被害で最も多く挙げられるものは、糞尿に関することです。野良猫がいる地域を常に清掃することが大切ですが、手の届かない場所や広範囲の清掃は難しい場合があります。そこで、野良猫用のトイレを設置して管理する方法があります。
猫トイレを設置すると…
- 糞尿が散乱せず、清掃が楽になる
- 周辺の糞尿の被害が少なくなる
- 野良猫の管理について地域住民の理解を得やすくなる
猫にとって屋外は、危険がたくさん。キャットタワーや背の高い家具、清潔なトイレ、爪研ぎなどを用意すれば、室内でも猫にとって快適な空間になります。
室内で飼育していても、ちょっとした隙に家を飛び出して迷子になってしまうことも。飼い主の元へ帰ってこれるように、マイクロチップを装着・登録するか、首輪と迷子札を着けるようにしましょう。
繁殖を望まない場合は、必ず不妊・去勢手術を受けさせましょう。
そして… いつまでも、愛情と責任を持って育てましょう
猫と上手に暮らすには“猫を理解し、楽しく生活するために”
知っているようで知らない猫の習性・行動や、室内で猫が快適に暮らすための方法、問題行動の予防や解決のヒントなど、猫と楽しく暮らすための知恵が学べます。
[とき]10月22日(日曜日)午後1時半から4時まで
[ところ]すみだ生涯学習センター(東向島二丁目38番7号)
[定員]先着100人
[費用]無料
[申込み]事前に電話で生活衛生課生活環境係 電話:03-5608-6939へ
*専用サイトからも申込可
*受け付けは10月19日まで
皆さんからご応募いただいた動物たちの写真を展示します。期間中には、区ホームページで展示作品の人気投票も行いますので、ぜひ、ご覧ください。
[とき]9月19日(火曜日)から24日(日曜日)までの午前8時半から午後9時まで
*初日は正午から
[ところ]区役所1階アトリウム
[費用]無料
[申込み]期間中、直接会場へ
*展示作品は区ホームページでも閲覧可
*投票結果は、9月29日から区ホームページと生活衛生課(区役所5階)で発表