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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2023年10月11日号

すみだ北斎美術館(亀沢二丁目7番2号)で開催中の「北斎のまく笑いの種」展の前期の見所をご紹介します。

 風流おどけ百句は、人物の手足を異様に細長く、目は黒丸など滑稽に描く鳥羽絵形式で、画中に記された狂句のイメージを絵画化した横小判のシリーズです。本図は、路面が凍る冬ではなく、真夏に滑っている人がいると思ったら、瓜の皮が原因だったという狂句を題材にしています。ここでは、瓜を売る人と食べる人の目の前で、転んでいる人物が描かれています。現在でも、バナナの皮で滑って転ぶなど似た発想がありますが、皮で滑って転ぶ状況は北斎の時代から面白がられていたようです。本図は「北斎のまく笑いの種」展の通期で展示しています(前後期で一部展示替えあり)。
[とき]11月26日(日曜日)までの午前9時半から午後5時半まで
*入館は午後5時まで
[入館料]

  • 一般=1,000円
  • 高校生・大学生・65歳以上の方=700円
  • 中学生・障害のある方=300円
  • 小学生以下=無料

[問合せ]すみだ北斎美術館 電話:03-6658-8936
*詳細は、すみだ北斎美術館のホームページを参照

「隅田川 森羅万象 墨に夢」 (通称 すみゆめ)は、すみだ北斎美術館開館を機に誕生したアートプロジェクトです。

 関東大震災の記憶を残す隅田公園のそよ風ひろばに(やぐら)を設けて、生演奏による盆踊りを中心とする「すみゆめ踊行列」を10月28日に開催します。多彩な歌手とバンドによる耳馴染みある音頭に合わせて、みんなで輪になって踊りましょう。あわせて牛嶋神社では、北斎が疫病退散を祈念して絵馬を奉納したことにちなんで、隅田川の水で描くあぶり出し絵「(あめの)()()(めの)(みこと)(さい)(せい)()()」を10月22日から神楽殿に展示します。魂を揺さぶる踊りで(あま)(てらす)(おお)(みかみ)を誘い出した天宇受売命が芸能と鎮魂の神であることから、災厄からの再生を願う作品です。100年前から今日に至る祈りと希望を感じてみませんか。
[とき/ところ]

  • あぶり出し絵=10月22日(日曜日)から28日(土曜日)までの午前9時半から午後4時半まで/牛嶋神社(向島一丁目4番5号)
  • すみゆめ踊行列=10月28日(土曜日)午後2時から8時まで/隅田公園そよ風ひろば(向島一丁目3番)

*雨天時は会場等変更の場合あり
[問合せ]「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会事務局 電話:03-5608-5446



最新情報は、各ホームページをご覧ください。
[問合せ]文化芸術振興課文化芸術担当 電話:03-5608-6115

すみだ北斎美術館

すみゆめ

このページは広報広聴担当が担当しています。