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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2024年1月1日号

 今年は、フランス共和国パリ市で7月26日から8月11日にオリンピック、8月28日から9月8日にパラリンピックが開催されます(パリ2024)。
 パリ市には行政区が20区あり、その中の7区と墨田区は、10年以上にわたり、交流を続けているのをご存じですか。両地域には、隅田川とセーヌ川、東京スカイツリー®とエッフェル塔、すみだ北斎美術館とオルセー美術館等という、「川」と「塔」と「美術館」があるまちとしての共通点があります。
 墨田区と7区のこれまでの交流、7区にある観光名所やパリ2024の競技会場などを、ご紹介します。
[問合せ]広報広聴担当 電話:03-5608-6223

パリ市と7区
 パリ市は、ルーブル美術館がある1区を中心に、時計回りで渦を巻くように20の行政区に区分されています。そのため、エスカルゴ(かたつむり)と形容されています。

 墨田区と7区の文化交流は、平成24年(2012年)に始まり、写真展やフランス映画の上映、パネル展示などを継続的に開催しています。
 また、平成27年(2015年)のパリ同時多発テロ事件が発生した際は、平和を祈念したトリコロール色(青・白・赤の3色)の三千羽の鶴を贈りました。
 令和元年(2019年)には、区長を団長とする訪問団が7区庁舎を表敬訪問し、今後の交流について、親書を交換しました。
 7区では、ものづくりのまち“すみだ”をPRするパネルなどの展示、動画上映のほか、東京2020大会での取組からパリ2024へつないでいく企画展などが開催されています。

7区のラシダ・ダティ区長(写真右)と親書を取り交わす山本区長

区役所1階アトリウムで開催したパネル展示の様子

パリで開催された企画展のパネル(東京2020オリンピックの閉会式に合わせてライティングした東京スカイツリーの写真が使用された)

オルセー美術館
 建物はもともと鉄道の駅舎とホテルだったため、内部には現在もその面影が残っています。国立の美術館で、19世紀頃の西洋絵画・彫刻をはじめ、装飾芸術、写真などを所蔵し、ミレーの「落穂拾い」など、日本でも人気の作品が数多く展示されています。



ロダン美術館
 19世紀を代表する彫刻家で「近代彫刻の父」と称されるオーギュスト・ロダンの作品とロダンが収集した美術品が展示されています。美しい建物や庭園も訪れた人々を魅了します。



エッフェル塔
 1889年のパリ万国博覧会のために建てられました。高さは324メートルで、最上階の第三展望台は276メートルです。エレベーターが設置されていますが、第二展望台までは階段でも登ることができます。

セーヌ川
 パリ市の観光の中心地を流れる、全長780キロメートルのフランスで2番目に長い川です。河岸にはプールやレストラン、ダンスホールやコンサートホール等があり、昼夜問わず(にぎ)やかな場所です。川沿いをジョギングする人も多くいます。

シャン・ド・マルス公園
 エッフェル塔の麓から南東に広がる、左右対称に整備された広大な公園です。1991年、この公園を含むセーヌ川周辺が「パリのセーヌ河岸」として世界遺産に登録されました。



開会式は、セーヌ川で開催!エッフェル塔の麓には2つの競技会場!

エッフェル塔スタジアム

  • オリンピック=ビーチバレーボール
  • パラリンピック=ブラインドサッカー

 ブラインドサッカー国内最高峰のリーグ戦は、フクシ・エンタープライズ墨田フィールド(区総合運動場)で度々開催され、区も連携や協力をしています。ハイレベルな選手たちで構成される男子日本代表チームは、パリ2024への出場が決定。熱い戦いは、墨田区から7区へ移ります!

フクシ・エンタープライズ墨田フィールド(堤通二丁目11番1号)

シャン・ド・マルス・アリーナ

  • オリンピック=柔道、レスリング
  • パラリンピック=柔道、車いすラグビー

 

アンヴァリッド
 ルイ14世の統治時代に傷病兵を看護する施設として建設されました。現在は、一部が博物館となっています。また、ドーム教会の地下には、フランス皇帝ナポレオン1世が眠っています。



アンヴァリッドの北側に広がる芝地で競技開催!

  • オリンピック=アーチェリー
    *パリ市内を走るマラソンのゴールにもなる予定
  • パラリンピック=アーチェリー
このページは広報広聴担当が担当しています。