令和6年度予算案は「つながりが織り成す“人”が輝くまち 明日の“すみだ”を共創する予算」と位置付け編成しました。こちらでは、予算案に計上した事業の一部をご紹介します。
なお、この予算案は、現在開会中の令和5年度墨田区議会定例会2月議会で審議されています。予算案の詳細は区ホームページをご覧ください。
[問合せ]財政担当 電話:03-5608-6232
総額1,957億1,100万円(+6.1パーセント)
- 一般会計 1,372億6,500万円(+8.2パーセント)
- 国民健康保険特別会計 281億1,600万円(-0.4パーセント)
- 介護保険特別会計 233億5,800万円(+3.0パーセント)
- 後期高齢者医療特別会計 69億7,200万円(+3.1パーセント)
*( )内は、5年度当初予算と比べた増減率
すみだ保健子育て総合センターの開設 34億9,254万円
健康づくりや母子保健、災害医療体制の拠点として、「保健」「子育て」「教育」の機能を複合化した総合的な保健施設を11月に開設します。また、電子申請や職員用スマートフォン内線の導入等、デジタル環境を整備し、情報共有や連絡の迅速化を図り、区民サービスの向上につなげます。
教育センターの開設 6,520万円
区内に点在していた不登校児童・生徒への支援の場を、すみだ保健子育て総合センターに統合し、同施設内の保健衛生部門や子育て支援部門との連携により、効果的な運営の実現をめざします。
- 教職員研修
- 教育相談・就学相談
- 不登校対策(サポート学級、ステップ学級の運営)
- 幼児教育支援
学童クラブ事業の充実 1億5,601万円
保護者のニーズを捉えた利用しやすい環境整備を進めるとともに、待機児童解消を図ります。
- 公立学童クラブの新設
- 早朝・夜間延長育成に対応する学童クラブの拡大等
- 私立学童クラブを活用した待機児童対策
子育てに優しい道路環境の整備 9,370万円
ベビーカーなどが安全に移動できるよう、交差点の歩道の段差を解消します。また、保育園・児童館周辺の老朽化したガードレールを園児等の姿が視認しやすいガードパイプに改修し、安全に通行できる道路環境を整備します。
ガードパイプ
廃プラスチックの分別収集・再資源化の本格実施 4億3,215万円
4月1日から区内全域で廃プラスチック(容器包装、製品プラスチック)の分別収集・再資源化を実施します。また、集積所看板のリニューアル等を行います。
とうきょうスカイツリー駅付近の立体化・周辺まちづくりの推進 49億1,759万円
鉄道の高架化を進め、桜橋通りの踏切を除却します。また、周辺道路の整備に向けた準備や地区計画等の検討を進め、魅力あるまちの形成を図ります。
公共施設利用システムの再構築 1億7万円
システム操作画面のスマートフォン対応や、オンライン決済の拡充、区施設窓口へのキャッシュレス決済の導入により、利用者の利便性向上を図ります。
Web口座振替受付サービスの導入 3,565万円
特別区民税等の口座振替手続を、スマートフォン等で申請可能にし「来庁しない、書かない、待たない」窓口を推進します。
高齢者の暮らしをサポート 802万円
情報格差の解消に向け、高齢者向けのスマートフォン講習会等を実施します。また、補聴器購入の助成上限額の引き上げや、行方不明となった認知症高齢者の早期発見につなげる「見守りシール事業」を行います。
デジタル決済促進支援事業 2億4,200万円
プレミアム付きのデジタル商品券を発行し、区内商店の消費喚起や区内のデジタル化を図ります。また、「食」だけでなく「もの・コト」を取り入れたバルウォークイベントの第2弾を開催します。
総合的芸術祭の開催準備 3,900万円
令和8年の開催に向け、地域力を向上させて区の魅力を広く発信する、すみだらしい総合的芸術祭の基本構想を策定します。区内外の方が参加できる企画を準備し、地域交流を促します。
大学のあるまちづくり事業(あずま百樹園の整備を含む) 2億7,077万円
千葉大学およびiU 情報経営イノベーション専門職大学と連携し、地域課題の解決に向けた共同研究や区民向け講座等を実施します。また、あずま百樹園の再整備工事を進めるとともに、UDCすみだと連携し、地域と大学の交流を促すイベントを実施します。
耐震化促進事業 1億5,377万円
木造住宅耐震改修促進助成の対象に、新耐震基準の住宅を追加し、地震に対する安全性の向上を図ります。
- 木造住宅改修促進助成
- 特定緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進助成 等
鐘ヶ淵駅周辺地区のまちづくり 4,291万円
鐘ヶ淵駅付近の鉄道立体化を見据え、まちづくり計画の改定を行います。さらに、一体的なまちづくりの検討等を通じ、地域のにぎわいにつなげます。