このページの先頭です
このページの本文へ移動
  1. 現在のページ
  2. トップページ
  3. すみだ区報
  4. 2024年4月11日号
本文ここから

すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2024年4月11日号

すみだ北斎美術館に収蔵されている北斎の名品をご紹介します。

 当館初公開の北斎が描いた肉筆作品です。雀踊りを踊る人々の姿を軽やかな筆遣いで描いています。雀踊りの行列は、1人の人が踊りながら進んでいくアニメーションのコマのようにも見えます。落款から、北斎が80歳の時に描いたことがわかります。また、右側には「暁斎」印と「明治(みずのと)(ひつじ)一月五日 改 暁」とあることから、明治16年(1883年)時点では浮世絵師の河鍋 暁斎(1831年から1889年まで)が所蔵していたことが分かります。本図は企画展「歌舞音曲鑑 北斎と楽しむ江戸の芸能」の前期(4月21日まで)で展示しています。



すみだ北斎美術館(亀沢二丁目7番2号)で開催中の「歌舞音曲鑑 北斎と楽しむ江戸の芸能」展の前期の見所をご紹介します。

 浮絵と呼ばれる遠近法の一種を用いて、葺屋町にあった市村座の内部を描いた作品です。天井から下がる提灯(ちょうちん)に描かれているのは、出演している役者たちの紋です。舞台に破風の付いた屋根があったり、舞台の横にも客席があったりと、当時の芝居小屋の内部が詳細に描かれています。左上に掲げられた「(おお)(いり)」と書かれた看板は、初日から連続して観客が詰め掛け、満席が続くと出されました。本図は企画展「歌舞音曲鑑 北斎と楽しむ江戸の芸能」の前期(4月21日まで)で展示しています。
[とき]5月26日(日曜日)までの午前9時半から午後5時半まで
*入館は午後5時まで
*休館日を除く
[問合せ]すみだ北斎美術館 電話:03-6658-8936
*入館料等の詳細は、すみだ北斎美術館HPを参照



最新情報は、すみだ北斎美術館HPをご覧ください。
[問合せ]文化芸術振興課文化芸術担当 電話:03-5608-6115

このページは広報広聴担当が担当しています。