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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2024年5月1日号

墨田区長 山本 亨

 3月31日、すみだ北斎美術館入館者100万人達成記念「勝手に! 北斎賞」の表彰式が開催されました。すみだ北斎美術館は、開館7年目である昨年6月に入館者100万人を達成しました。地域の皆さんに支えられ、国内外から多くの方が来館され、大変(うれ)しく思います。
 感謝を込めた今回の表彰では、功労賞として、北斎祭り、みんな北斎プロジェクト、フウガドールすみだのユニホーム、綴プロジェクトを選出しました。また、特別賞として、本区出身のデザイナーである髙橋正実さん、北斎作品をパッケージデザインに採用した「堅あげポテト」(カルビー株式会社)を選出しました。
 そして、「葛飾北斎はかせ」として知られる目黒 龍一郎さんと、北斎作品を立体キューブで制作するキューブアーティストの黒田 創さんには、未来賞を授与しました。中学生と小学生の才能(あふ)れるお二人には、「令和の北斎」をめざし、生涯を通してチャレンジを続けていただくことを大いに期待するとともに、これからも応援を続けていきます。
 今年は、北斎の代表作で知名度も高く世界の芸術家に影響を与えた「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が新千円札の裏面に用いられ、来年の大河ドラマでは、江戸時代の版元として有名な蔦屋 重三郎が主人公になるなど、北斎はますます注目を集めることになります。
 これからも、多くの区民の皆さんに、そして世界中の北斎ファンに愛され続ける美術館をめざし、地域の皆さんとともに北斎の魅力発信に取り組んでいきますので、引き続きご支援をお願いします。

未来賞を受賞した目黒さん(中左)と黒田さん(右)、澁谷館長(中右)と

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