墨田区長 山本 亨
3月31日、すみだ北斎美術館入館者100万人達成記念「勝手に! 北斎賞」の表彰式が開催されました。すみだ北斎美術館は、開館7年目である昨年6月に入館者100万人を達成しました。地域の皆さんに支えられ、国内外から多くの方が来館され、大変
感謝を込めた今回の表彰では、功労賞として、北斎祭り、みんな北斎プロジェクト、フウガドールすみだのユニホーム、綴プロジェクトを選出しました。また、特別賞として、本区出身のデザイナーである髙橋正実さん、北斎作品をパッケージデザインに採用した「堅あげポテト」(カルビー株式会社)を選出しました。
そして、「葛飾北斎はかせ」として知られる目黒 龍一郎さんと、北斎作品を立体キューブで制作するキューブアーティストの黒田 創さんには、未来賞を授与しました。中学生と小学生の才能
今年は、北斎の代表作で知名度も高く世界の芸術家に影響を与えた「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が新千円札の裏面に用いられ、来年の大河ドラマでは、江戸時代の版元として有名な蔦屋 重三郎が主人公になるなど、北斎はますます注目を集めることになります。
これからも、多くの区民の皆さんに、そして世界中の北斎ファンに愛され続ける美術館をめざし、地域の皆さんとともに北斎の魅力発信に取り組んでいきますので、引き続きご支援をお願いします。
未来賞を受賞した目黒さん(中左)と黒田さん(右)、澁谷館長(中右)と
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