区では、首都直下地震など甚大な被害をもたらす大規模地震から区民の生命を守り、災害に強いまちをつくるため、様々な取組を進めています。
今号では、建築物の耐震診断や耐震改修に係る各種助成事業(木造住宅耐震改修促進助成事業)をご紹介します。ぜひ、ご利用ください。
[問合せ]不燃・耐震促進課不燃化・耐震化担当 電話:03-5608-6269
*上記写真は能登半島地震発生後の1月中旬に支援物資を届けた際、石川県輪島市内で撮影したもの
区では、木造住宅の耐震化に関する診断・改修等に対して助成金を交付しており、木造住宅の耐震化率の向上につなげています。
今年度から助成対象を拡充し、これまでの旧耐震基準(昭和56年5月まで)に加え、新耐震基準(昭和56年6月から平成12年5月まで)の木造住宅にも助成を開始しました。耐震診断は4月1日から、耐震改修等の助成事業は本日6月1日から拡充を開始しています。本事業の詳細は区HPをご覧ください。
助成事業 | 助成限度額 |
---|---|
耐震診断助成 | 15万円 |
耐震改修工事助成 | 最大 190万円 |
除却助成 | 50万円 |
耐震装置設置助成 | 最大 50万円 |
屋根材の軽量化により耐震性が向上
改修前
改修後
たすき掛けの筋交いで壁と柱を補強
改修後
まず家の地震に対する強さを知ろう!
・耐震相談(費用は区が全額負担)
次に工事をするために詳しく調べよう!
・耐震診断(有料・助成対象)
そして工事の計画を立てよう!
・耐震改修計画作成(有料・助成対象)
最後に工事をして家を地震に強くしよう!
・耐震改修工事(有料・助成対象)
備考1:助成制度の利用には各種要件があります。
Q耐震相談(費用は区が全額負担)ではどのような事をしてもらえますか?
→区から派遣された建築士が自宅に訪問し、現地調査・質疑応答を行い、後日、耐震性についての所見をまとめた簡易な報告書をお渡しします。
Q耐震診断・耐震改修の費用はどのくらいかかりますか?
→工事の範囲・種類・内容により様々です。詳細は耐震相談で対応した建築士にご相談ください。
[問合せ]不燃・耐震促進課不燃化・耐震化担当(区役所9階)
電話:03-5608-6269・ファクス:03-5608-6409・Eメール:funentaishin@city.sumida.lg.jp