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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2024年8月11日号

すみだ北斎美術館(亀沢二丁目7番2号)で開催中の企画展「北斎 グレートウェーブ・インパクト"神奈川沖浪裏の誕生と軌跡"」の後期の見所をご紹介します。

 現代美術家の福田 美蘭氏が、平成8年に発表したオフセット印刷による作品です。福田氏の作風は、古今東西の名画や広告などを題材とし、見る人の固定観念を覆すものです。本作は北斎の代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を左右反転しており、ポジフィルムが裏焼きされたような不思議な感覚に陥ります。固定化された“浪裏”のイメージをひっくり返し、北斎も見たことのない浪裏を、ぜひ、会場でご覧ください。
[とき]8月25日(日曜日)までの午前9時半から午後5時半まで
*入館は午後5時まで
[入館料]

  • 一般=1,500円
  • 高校生・大学生・65歳以上の方=1,000円
  • 中学生・障害のある方=500円
  • 小学生以下=無料

*観覧日当日に限り常設展をはじめ全ての展示が観覧可
*詳細は、すみだ北斎美術館HPを参照
[問合せ]すみだ北斎美術館 電話:03-6658-8936

すみだ北斎美術館に収蔵されている北斎の名品をご紹介します。

 「富嶽百景」は、「冨嶽三十六景」の後に刊行された様々な富士山の姿を収めた3冊からなる絵本です。本図は、天保6年頃に刊行された二編の一図です。大きなうねりとなって立ち上がる大波の向こうに富士山をのぞかせる構図は、「神奈川沖浪裏」を思い起こさせます。激しい(かぎ)(づめ)のような波頭の先に千鳥が描かれており、波しぶきが鳥となって飛び去って行くような錯覚を起こします。「北斎 グレートウェーブ・インパクト“神奈川沖浪裏の誕生と軌跡”」展(8月25日まで)に出品されていますので、ぜひ、実物をご覧ください。



最新情報は、すみだ北斎美術館HPをご覧ください。
[問合せ]文化芸術振興課文化芸術担当 電話:03-5608-6115

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