すみだ北斎美術館(亀沢二丁目7番2号)で開催中の「北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで」前期の見所をご紹介します。
富士山を描いた名所絵(風景画)シリーズ「冨嶽三十六景」は、富士講ブームを背景に、板元の西村屋与八が刊行に踏み切ったと考えられます。浮世絵といえば、役者絵や美人画が花形だったため、名所絵シリーズの刊行が成功するかは大きな賭けであったと思われます。しかし、赤富士で親しまれる本図をはじめ、世界的な名作を生み出すとともに、大判錦絵で36図を超えて46図まで続く大ヒットとなり、名所絵を浮世絵の主要なジャンルに押し上げました。本作は企画展「北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで」の通期で展示しています。
[とき]5月25日(日曜日)までの午前9時半から午後5時半まで
*入館は午後5時まで
[入館料]
- 一般=1,000円
- 高校生・大学生・65歳以上の方=700円
- 中学生・障害のある方=300円
- 小学生以下=無料
*詳細は、すみだ北斎美術館HPを参照
[問合せ]すみだ北斎美術館 電話:03-6658-8936
すみだ北斎美術館に収蔵されている北斎の名品をご紹介します。
寛政11年(1799年)に刊行した江戸名所の挿絵入り狂歌本「
最新情報は、すみだ北斎美術館HPをご覧ください。
[問合せ]文化芸術振興課文化芸術担当 電話:03-5608-6115