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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2025年6月11日号

 葛飾 北斎の作品の中には、「あ!」っと驚く多くの仕掛けがみられます。それに気付くと、ほかの作品にはどのような仕掛けがあるのかわくわくして、次の作品をみてみたくなり、北斎や浮世絵をもっと知りたくなります。本展では、北斎の作品を“みて”、北斎の作品で“みつけて”、北斎の作品から“みえてくる”体験を楽しみ、北斎や浮世絵に興味を持つ入口となるよう、分かりやすい解説で北斎や弟子の作品を紹介します。初めての美術館見学や、自由研究のための学習としてもお勧めです。ぜひ会場で「あ!」っと気付き、楽しい時間をお過ごしください。
[とき]6月24日(火曜日)から8月31日(日曜日)までの午前9時半から午後5時半まで
*入館は午後5時まで
*休館日を除く
[入館料]

  • 一般=1,000円
  • 高校生・大学生・65歳以上の方=700円
  • 中学生・障害のある方=300円
  • 小学生以下=無料

*詳細は、すみだ北斎美術館HPを参照[問合せ]すみだ北斎美術館 電話:03-6658-8936

すみだ北斎美術館に収蔵されている北斎の名品をご紹介します。

 「冨嶽三十六景」シリーズの1図で、東海道の宿場、吉田(愛知県豊橋市)にあった「不二見茶屋」が描かれています。店には煙管(きせる)で一服する男たちや、草鞋(わらじ)(たた)()()かきの姿もあり、旅の風情が伝わってきます。茶屋の女性は外を指さしており、その先をたどると富士山が見えます。また、客の女性たちのうち1人は、後ろを向いて富士山を眺めるように描かれているなど、鑑賞者の視線を富士山に誘うような工夫がみられる作品です。本作は上記の企画展「あ!っと北斎“みて、みつけて、みえてくる浮世絵”」の通期で展示しています。



最新情報は、すみだ北斎美術館HPをご覧ください。
[問合せ]文化芸術振興課文化芸術担当 電話:03-5608-6115

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