すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2026年2月11日号

すみだ北斎美術館(亀沢二丁目7番2号)で開催中の企画展「北斎でひもとく!浮世絵版画大百科」(後期)の見所をご紹介します。

 浮世絵版画には大小様々なサイズがあります。北斎の代表作である「冨嶽三十六景」シリーズは、大判と呼ばれる約39センチメートル×26.5センチメートルの判型で、浮世絵版画では最も一般的なサイズです。今回ご紹介する「巡礼」は大判を縦に4等分した約39センチメートル×6.6センチメートルの“(ほそ)(たん)(ざく)(ばん)”と呼ばれる判型で、柱の高いところに文字を書こうと、四つんばいになった人の背に乗る人物は細長い画面にぴったりです。知れば知るほど面白い、浮世絵版画の魅力を伝える展覧会をぜひお楽しみください。
[とき]2月23日(祝日)までの午前9時半から午後5時半まで
*入館は午後5時まで
*休館日を除く
[入館料]

  • 一般=1,000円
  • 高校生・大学生・65歳以上の方=700円
  • 中学生・障害のある方=300円
  • 小学生以下=無料

*観覧日当日に限り全展示が観覧可
*詳細は、すみだ北斎美術館HPを参照
[問合せ]すみだ北斎美術館 電話:03-6658-8936

すみだ北斎美術館に収蔵されている北斎の名品をご紹介します。

 北斎が春朗と号していた時期の作品で、浦島 太郎の物語を題材としています。奥行きを強調した龍宮城は、遠近法を用いて表現されています。中央の(つり)竿(ざお)を持つ男性が浦島太郎です。隣にいる頭に亀を乗せた男性は、亀を擬人化した表現です。右にはもてなしの食事を運ぶ女官も見えます。
 本図は佐野屋 喜兵衛という版元から出版された(あと)(ずり)で、(しょ)(ずり)は岩戸屋 喜三郎から出版されました。浮世絵版画は、版元が異なることで、色が異なったり、版木が一部改変されたりすることがあります。本作は企画展「北斎でひもとく!浮世絵版画大百科」(後期)で2月23日まで展示しています。



最新情報は、すみだ北斎美術館HPをご覧ください。
[問合せ]文化芸術振興課文化芸術担当 電話:03-5608-6115

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