すみだ区報2022年7月1日号

特集

雨水()めよう、利用しよう。

雨水利用の推進地域すみだ 雨水市民の会、千葉大学との共同プロジェクト進行中!

区内には、200L程度を貯めることができる一般家庭用の小さな雨水タンク、ビルやマンションに設置された大きな雨水タンク、地域で利用できる雨水タンク「路地尊(ろじそん)」などが759基あります(令和4年3月時点/一般家庭用の小さな雨水タンク数は助成実績から算出)。中でも東京スカイツリー®や東京都江戸東京博物館では、それぞれ2500t以上の貯水が可能で、区内の様々な場所で積極的に雨水が貯められています。

問合せ先で配布している雨水ガイドマップでは、雨水利用のことや雨水タンクのことがわかります。ぜひ、ご覧ください(「すみだ環境学習ツール」のホームページでも閲覧可)。

向島五丁目にある路地尊

そして、さらなる雨水利用推進のため、区内を拠点に活動する雨水市民の会、千葉大学の皆さんとの共同プロジェクトが進行中。区内の雨水に関する実態調査や新たな雨水の貯水・利用方法の検討を行っています。

特に、千葉大学の学生による、雨どいを利用したプランターのデザイン開発など、緑を絡めた新たな雨水利用で、地域への普及をめざします。

雨水市民の会による雨水タンクの街歩きガイドの様子(この日は、連携する千葉大学木下 剛准教授の講座やワークショップも開催)
*詳細は雨水市民の会のホームページを参照

雨水タンクを設置する際の助成

対象区内に雨水タンクを設置する方(そのほか要件あり)
助成額上限5万円
*要件や助成額の算出方法(計算式)などの詳細は区ホームページを参照