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更新日:2023年12月11日
特定健康診査は、生活習慣病と関連するメタボリックシンドロームに着目した健診です。生活習慣病とは、食事や運動・喫煙・飲酒・ストレスなどの生活習慣が深く関与し、発症の原因となる病気の総称で、生活習慣を変えると、その発症を予防できることが分かっています。各健診項目の結果が基準値内かどうかだけではなく、数値の変化と受診当時の生活の関係を振り返り、今後の生活習慣を考える機会として活用しましょう。
主な検査項目
検査項目 | 説明 |
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身体計測 | 身体計測は内臓脂肪の状況を見るために行います。 内臓脂肪が蓄積していると、血圧、脂質、血糖に悪影響を及ぼす物質が分泌されます。 |
血圧測定 | 血圧は心臓から全身に血液を送るための圧力です。 血圧が高い状態が続くと、血管は傷ついていきます。 |
脂質検査 | 中性脂肪は大部分が食事の糖質が変化して作られたもので、過剰になると、内臓脂肪などの脂肪細胞に蓄えられます。 また、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が少ないと、血管の壁にたまったLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を回収できなくなります。 LDLコレステロールが増えすぎると、動脈硬化が進むことが分かっています。 |
肝機能検査 | 血液中の酵素のAST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP)の値から、肝臓の働きを推測します。 肝臓に障害が起きると血液中の酵素の値が上昇します。 |
血糖検査 | 血糖値は血液中のブドウ糖の量です。ヘモグロビンA1cは、過去1~2か月の血糖値の状態を表します。 血糖が高いと、たんぱく質と結合して、たくさんの糖化タンパクを作ります。 この糖化タンパクの中には血管を傷つけるものがあり、動脈硬化を進行させます。 |
尿検査 | 尿糖が陽性であれば、糖代謝に異常があると考えられます。尿蛋白が陽性であれば、腎機能に何らかの障害があると考えられます。 |
腎機能検査 | 血清尿酸や血清クレアチニンは体内の老廃物で、腎臓から尿として排泄されています。 腎臓の機能が低下すると、血清尿酸や血清クレアチニンの数値が高くなります。 |
貧血検査 | 赤血球や血色素ヘマトクリットを測定することで、貧血の有無が分かります。 |
なお、検査項目の詳細については「健診結果活用ガイド」をご覧ください。
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