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先輩職員インタビュー

ページID:250302993

更新日:2022年1月18日

最前線で活躍する先輩職員の声をお届けします。

事務

令和3年度掲載

刻一刻と変わる状況に対応する接種計画

福祉保健部保健衛生担当保健予防課 新型コロナウイルス予防接種調整担当
箱田 有希(平成29年度採用) 

現在、担当している業務の内容を教えてください。

 新型コロナウイルスのワクチン接種業務の中でも、区内のワクチン管理と接種計画を作っています。今の担当への異動が決まった時から、重要性については理解していて、その中で業務が多忙になることは覚悟していました。むしろ、どうやって乗り越えていくか早い時期から考えていました。

様々な課題の中で、特に苦労したことを教えてください。

 接種計画どおりに進まず、刻一刻と変わる状況に対応しなければならないことでした。ワクチンの供給がないと業務自体が止まってしまうので、協力いただいている医療機関とのこまめな情報共有を特に意識していました。
 また、初期の集団接種会場ではトラブルも多かったのですが、現場に行くたびに様々な改善の跡があり、非常に助かりました。全庁的な協力体制の中で、各職員さんが自発的に動いてくれて、区民の方はもちろん、内部の職員からも応援いただけたのは嬉しかったです。

超過勤務の必要性について教えてください。

 迅速にワクチン接種を進める目的があったため、単純な事務量が多いこともありましたが、日中は、問合せ対応など各担当がそれぞれ忙しなく動いていたので、定時後に初めて人がそろうという状況でした。その時間で、落ち着いて全体の情報共有を図れたことが円滑に接種を進めることができた要因でもあるため、やはり、どうしても必要な時はあります。

乗り越え方・リフレッシュ方法について教えてください。

 担当全体の雰囲気が良かったので、悩んでいる時も、すぐに共有し業務の平均化を行うことができました。また、全庁的な応援体制の中で、普段関わることがない先輩・後輩職員とつながりができ、業務の合間のたわいもないコミュニケーションを取れたことが、リフレッシュになりました。

最後に墨田区の魅力を一言!

 全庁的な応援体制で、職員のつながりを感じました。庁内で同僚に会うと、気軽にコミュニケーションを取ることができます。部署関係なくつながりを作れる雰囲気が墨田区の魅力ですし、働きがいやモチベーションになると思っています。入庁したら、ぜひ仲良くなりましょう!

先輩のフォローで入庁前の不安を解消

区民部窓口課 住民異動係
新人 大場 紬奈(令和3年度採用)(右)
先輩 倉金 美成(令和元年度採用)(左)

現在、担当している業務の内容を教えてください。

大場
異動届(転入・転出等)を受理する窓口対応と、印鑑登録の担当をしています。
倉金
墨田区に引っ越してきた区民の方を初めて対応する場所なので、子育てや、介護の部署に案内したり、生活のサポートにつなげられるのがやりがいです。

入庁前に不安だったことを教えてください。

大場
入庁しないとわからないことなので、指導してくれる先輩の方々や職場になじめるか不安でした。実際は、そんなことはなくて、今では先輩達とランチに行くこともあります。
倉金
庁舎の近くには東京ミズマチ(R)など素敵なお店も多いのが良いよね。
大場
あと、墨田区出身以外の職員の方もたくさんいることが驚きでした。最初は道案内できるかどうか、細かいことも不安でした。
倉金
大場さんは、わからないことを積極的に聞いてくれるから教える立場としても助かってる!近い立場の先輩職員もたくさんいるので、私自身も遠慮なく質問して勉強しています。

入庁当時と比べて、新人職員の働き方はどう変わりましたか。

倉金
最初から言葉遣いは丁寧だったんですけど、最近は自信を持って対応しているように見えます。高齢の方を始め、相手によって言い回しや伝え方に工夫があり、成長を感じます。
大場
倉金さんの疑問に感じたことをすぐ調べる姿勢や、忙しい時でも区民の方に寄り添った窓口対応ができる部分を見習っています。

最後に未来の後輩にメッセージをお願いします!

大場
就職活動中は、不安が多く辛い日々があると思いますが、入庁後は先輩や同期など新たな出会いがあることで新しい発見もあるので、ぜひ最後まで頑張ってください!
倉金
同年代の気さくな先輩職員が皆さんをお迎えします。ぜひ一緒に働きましょう!

福祉

令和2年度掲載

ケースワーカーとして信頼関係を築く

福祉保健部 生活福祉課
須藤 美優(令和2年度採用)  

墨田区を志望した理由

 私は大学時代福祉学科に在籍しており、母子・高齢・障害といった福祉に関わる法制度を学んできました。福祉職の公務員を志望した理由は、これら学んできたことが業務において最大限に活用できると思ったためです。区民と接する機会の多い基礎自治体で、身近な支援者として貢献していきたいと思いました。
 墨田区は隅田川をはじめとする豊かな水辺に恵まれ、培われた文化やものづくりの技などによって多くの人が訪れる賑わいのあるまちです。このようなまちで、すみだに関わるたくさんの人のつながりを大切にしながら働きたいと思い、志望しました。

現在の仕事について

 生活福祉課では生活に困っている方の相談を受けて、生活の安定や自立に向けた支援を行っています。私は生活保護のケースワーカーとして、生活保護利用者の生活面や健康面等を聞きながら、一緒に解決を図っています。
 ケースワーカーは人と人との仕事です。相手に寄り添い支援していくことで、信頼関係を築けた時は非常にうれしく思い、やりがいにつながっています。また、諸先輩に囲まれ、職員同士の絆が感じられる職場です。

受験生へ伝えたいメッセージ

 試験勉強は長丁場で苦しくなることもあるかと思いますが、そんな時は墨田区内を歩いてみませんか?墨田区には様々な観光名所や食事処があります。区の魅力や人の温かさに触れることで、勉強へのモチベーションを上げてみてください。墨田区で皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています!

保育士×看護師

令和3年度掲載

職種は別でも子どもの成長に共に感動

中川南保育園
保育士 渥美 綾(平成21年度採用)(右)
看護師 近藤 麻里恵(令和2年度採用)(左)

現在、担当している業務の内容を教えてください。

渥美
0歳児クラスの担任です。おむつ替えや離乳食を始め、子育ての始まりを手助けする仕事です。
近藤
保育園の保健業務全般を行っています。各クラスを回って、健康管理、けが・病気の際の対応や健康診断などを担当してます。

やりがいを教えてください。

渥美
子どもの成長をそばで見られることです。昨日できなかったことが今日できる、一瞬一瞬に立ち会える、その場にいる職員やお迎えの時の保護者の方を含め、みんなで感動を共有できることが嬉しいです。ふだんすごく大人しくて穏やかな子が、キッズカーに初めて乗ったら、すごい活発的な一面を見ることができました!
近藤
看護師という立場から、からだの事をお話したり、せきをするとウイルスがどれくらい飛ぶか実験をしたことがあるんですが、子ども達が予想どおりの反応で驚いてくれたりすると、嬉しくてやりがいになっています。

異職種同士で仕事をする際に、意識していることは何ですか。

渥美
挨拶でも何でも声をよく掛けて、細やかに情報共有するようにしています。専門的な内容は、信頼してお任せしていますし、わからないことは、なんでも教えてもらいます。
近藤
それぞれの職種の目線から意見交換することができるので、都度連携しつつ、子ども達への対応を考えるようにしています。

墨田区の強みを教えてください。

渥美
下町柄なのか、墨田区出身の保育士も多いので、職員が皆とてもフレンドリーです。
近藤
大ベテランの先生が当時保育していた子が、今は保護者として子どもを預けているっていう、つながりも見えますね。
渥美
あとは、勉強会や研修が充実しています。子どものけがや障害児保育まで、ベテランの先生達が主導して企画・実施してくれています。
近藤
新人同士で集まって連絡帳の書き方から集まってグループワークする機会も多かったです!

今後目指している職員像を教えてください。

渥美
育児休業を取ったことがある分、後から入ってくる後輩達が働きやすい環境になるようたくさんサポートしてあげたいです。
近藤
まずは、自分で楽しいことを見つけて、それを子どもたちにも伝えていきたいと思います。

心理

令和3年度掲載

心理的な観点から家庭を支援

子育て支援総合センター
志田 麻奈(令和3年度採用)

墨田区を志望した理由

 大学では心理学を専攻しました。その中で、虐待は様々な要因により誰でも加害者になる可能性があることから、虐待を防ぐためには早期の様々なサポートが重要だと学びました。墨田区は子育て支援事業や、地域コミュニティが充実しており、早期から心理的な支援ができることに魅力を感じ、本区を志望しました。

現在の仕事について

 現在は子育て支援総合センターに勤務し、ケースワーカーとして児童虐待への対応や子育てに悩んでいる方々への支援をしています。保護者や子どもと面談して、問題の根本にある事柄についてアセスメントを実施し、状況を改善するために関係機関と連携して家庭を支援しています。職場は、経験豊かな他職種の方々がいて、互いの専門分野を活かして仕事ができる環境です。
 不適切な状況が改善されることで、子どもが安心・安全に暮らすことができるようになったり、相談者に感謝を伝えられた時は、この仕事にやりがいを感じます。

墨田区で働く魅力・やりがい

 墨田区の魅力は人と街です。昔ながらの文化や街並みと新しいものが共存していて、職人さんによる伝統工芸、産業、食を楽しむこともできる上に、便利さや流行りのものが多いところが働く上での魅力です。
 また、墨田区の心理職は、令和6年度に新設される「新保健施設等複合施設」を見据え、多様な働き方を検討しているところなので、これからの心理職のあり方を築き上げていく一員となれるところにやりがいを感じています。

受験生へ伝えたいメッセージ

 公務員試験は長丁場で疲れてしまうこともあると思います。特に専門職は情報収集に苦労したり、同じ目標の人が少なくて、モチベーションの維持が難しいと思います。挫けそうになることもあると思いますが、努力している自分を褒めてあげて休息も挟みつつ試験勉強をがんばってください!応援しています。

土木

令和3年度掲載

チャレンジで広がる新たなまちづくり

都市整備部立体化推進担当 立体化推進課 立体化推進担当
小田 千尋(平成24年度採用)

現在、担当している業務の内容を教えてください。

 東京スカイツリー(R)付近の鉄道高架化工事は墨田区が主体の事業です。私の部署で鉄道会社や関係機関と連携しながら、あらゆる協議調整をワンストップで担当しています。立場関係なく意見を出し合えて、新しい取組も認めてもらえる、風通しの良い職場ですね。

どのような取組を行ったのですか。

 普段の技術職の仕事に加えて、+αで事業PR活動にチャレンジしています。SNSの利用やYouTubeで工事動画を投稿するほか、広報部署や区内のクリエイターと協力し、工事現場の仮囲いに広報看板を設置した取組では、近隣保育園の協力を得て、園児の絵画作品を展示しました。

チャレンジを経た今、働き方に変化はありましたか。

 ホームページ閲覧数の推移やSNSの反応など、技術職とは異なる指標で仕事を見つめ直すことがで視野が広がり、常に新しいことにアンテナを張って仕事に向き合えています。技術系以外の職場との横のつながりが増えましたね。

墨田区の技術職の魅力を一言!

 身近なサービスや施設に携わる機会が多く、現場に出て、知恵を出して課題を解決するやりがいがある仕事ばかりです。設計会社やゼネコンなどの経験者やフレッシュマン、いろいろな能力・個性を持つ職員が和気あいあいと一緒に仕事をしています。新しいことにチャレンジする方、お待ちしています。

建築

令和3年度掲載

燃えない・壊れないまちの推進に励む

防災まちづくり課
河野 岳歩(令和3年度採用)

墨田区を志望した理由

 出身が墨田区の隣区であり、父の勤務地であったため幼少の頃からよく墨田区を訪れていました。大学で建築を学び、建築物やまちを注視するようになってからは、墨田区の長屋文化など下町情緒溢れる街並みに東京スカイツリーやすみだ北斎美術館などランドマークとなる近代的な建築物が溶け込んだ景観に魅力を感じていました。歴史や文化を重んじつつ、先端技術等も積極的に取り入れる墨田区のまちづくりに携わりたいと思い、志望しました。

現在の仕事について

 墨田区の北部地域における幹線道路沿道や学校等の防災活動拠点、木造密集地域において、建築物の不燃化や壁面後退を行うことにより、延焼遮断帯の形成や有事の際の避難経路の確保など燃えない・壊れないまちの推進に励んでいます。
 具体的な業務内容は、密集市街地改善のため、老朽建物から不燃建築物に建て替えることで対象となる助成金業務や法定事業による共同化事業等に携わっています。

墨田区で働く魅力・やりがい

 建築職として携わる業務は、用途地域や高さ制限などの都市計画規制による街並み誘導、墨田区景観計画に基づいた建物の色彩基準の審査、新築や増築等が行われる建物の建築確認申請の審査・指導、区有施設の営繕工事、建物の耐震化・不燃化・共同化による木造密集地域の改善など多岐に亘ります。
 これらの業務は、いずれも墨田区の街並みや景観を守りつつ利便性・居住性・防災性を確保するものであり、自分が関わった物件を見つけると、墨田区のまちづくりに携われていると実感でき、やりがいを感じます。

受験生へ伝えたいメッセージ

 私が入庁してから気づいた墨田区の魅力は、区民の方々の防災やまちづくりに対する意識・関心の高さです。職務上、区民の方々と接する機会が多いのですが、「まちのためになるのなら」とご理解・ご協力いただける場面が何度もありました。
 また、墨田区生まれ墨田区育ちという方も多く、墨田区に愛着を持ってくださっている方々が多いのも墨田区の特徴であり、魅力でもあります。
 皆さんも入庁し、働くことで新たな墨田区の魅力を見つけられると思います。魅力溢れる墨田区で一緒に働きましょう。

衛生監視

令和元年度掲載

幅広い視点を持つ監視員を目指す

福祉保健部保健衛生担当(墨田区保健所) 生活衛生課
齋藤 里帆(令和元年度採用)

墨田区を志望した理由

 暮らし続けたいまち・働き続けたいまち・訪れたいまちの実現に向けた取り組みに興味を持ちました。墨田区には外国人にとっても、日本人にとっても魅力的な資源がたくさんあります。隅田川をはじめ豊かな水辺に恵まれた、江戸の歴史や文化が薫るまちです。
 また、世界一の高さである東京スカイツリーの開業後、東京東部地域の一大観光拠点となり、国内外から多くの来客で賑わいを見せているなど魅力に溢れています。その中で、現場の声を聞きながら働き、人と人のつながりを大切にしている墨田区に貢献したいと思い志望しました。

現在の仕事について

 理容所、美容所、クリーニング所、興行場、公衆浴場、プールなどの営業施設の立ち入り検査と許認可業務を行っています。様々な営業施設の監視を行うため、勉強が必要な関係法規が多くありますが、区民との距離が近く、やりがいがあります。
 また、職場の雰囲気は温かく、先輩・上司に支えられて、日々成長することができています。どのような相談にも対応することができる、幅広い視点を持つ監視員を目指しています。

受験生へ伝えたいメッセージ

 公務員試験で不安になることもあると思いますが、自分が働いている姿を想像して、実現のために頑張ってください。また、息抜きに墨田区を訪れ、まち歩きをしてみることで居心地の良さ、魅力を肌で感じてみてください。人と人のつながりが魅力の墨田区で、一緒に働ける日を楽しみにしています。

保健師

平成30年度掲載

地域の方に寄り添い、健康を支える

向島保健センター
大中 彩葉(平成30年度採用)

墨田区を志望した理由

 墨田区には昔ながらの下町風情が色濃く残る町並みや江戸時代から受け継がれている様々な伝統工芸技術があります。さらに今や東京のシンボルともなった東京スカイツリーをはじめ、新たなことにも挑戦し続けています。このように昔ながらの風情や技術と近代的な技術が融合している墨田区に魅力を感じました。
 私はそんな墨田区を支えている地域の皆さんが心身ともに健康な状態で生活できるようお手伝いしたいと思いました。墨田区の保健師として、地域の皆さんの健康を支え、更なる墨田区の発展に貢献していきたいと思い志望しました。

現在の仕事について

 保健師は地域の皆さんが病気になることを予防し、心身ともに健康な状態で地域生活が送れるようお手伝いをする仕事です。対象となる相手は、新生児から高齢者まで幅広い世代に及びます。
 具体的な業務内容としては、母子保健、老・成人保健、精神保健を中心とした健康相談、家庭訪問などの地区活動や、母子担当として乳幼児健診や出産準備クラスなど母子保健事業の運営を主に行っています。地域の方に寄り添う、やりがいのある仕事です。

受験生へ伝えたいメッセージ

 相談に来た区民の方に安心感をもってもらえること、相談して良かったと思ってもらえることが大切だと思います。幅広い世代の方が様々な相談をしますので、知識を増やすための勉強はもちろん大切です。しかし、それに加えてたくさんの人と関わり、豊かな人間性を育むことも欠かさず行うと良いのではないかと思います。

お問い合わせ

このページは職員課が担当しています。