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先輩職員コラム

ページID:416245801

更新日:2022年6月15日

先輩職員の合格体験を含めたコラムを紹介します

事務

令和3年度掲載

一般事務 都市計画部住宅課 高橋 洸至(令和3年度採用)

 令和3年度から墨田区に一般事務職として採用されました。現在は、都市計画部住宅課に所属しています。少しでも皆様のお役に立つことができましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

公務員を志望した理由

 一番の理由は、「誰かの役に立つ仕事がしたい」と思ったからです。大学3年生の時、もともと公務員という職業に興味があった私は、現場の視点を感じてみたいという理由から、行政と協働して事業を行うNPOインターンシップに半年間参加しました。活動内容は、地域プロジェクトの企画立案や会議の調整等を行っていました。
 活動を通して出会った多くの公務員の方々は、皆、住民の暮らしを支える自分の仕事に対して誇りを持っていて、輝いて見え、「私もここで出会った方たちのようになりたい。」「誰かの役に立つ仕事は数あれど、人々の暮らしの根幹を支えられる公務員として働きたい。」そのように思い、志望しました。

墨田区を志望した理由

墨田区という街の持つ魅力に引き込まれた

 皆さん、墨田区と言えば、まず思い浮かべるのはスカイツリーだと思います。ですが、一歩目線を下ろしてみると、古くから受け継がれてきた伝統産業、墨堤の桜や花火大会、人情溢れる下町の温かさなど、数えきれないほど多くの魅力が墨田区には存在しています。
 私自身、区内出身ではありませんが、調べれば調べるほど、墨田区という街がもつ魅力に引き込まれて、「この街で働きたい。」「この街の魅力を外に発信していきたい。」そう思ったことが墨田区を志望した理由です。墨田区を考えている皆さんには、ぜひ一度、墨田区に足を運んでいただければと思います。

墨田区が目指す「地域力日本一」というビジョンに共感

 学生生活を通して、地域に根付くコミュニティの重要性を学んだことから、地域コミュニティの活性化に取り組みたいと思っていました。そんな私にとって、人と人との繋がりを何よりも大切にし、「地域力日本一」を目指す墨田区の在り方が魅力的に感じました。将来は墨田区職員として、中小企業や商店街の支援、子育て支援を通して、地域コミュニティの形成に携わりたいと考えています。
 また、そんな私にとって、墨田区で働く職員の方の姿も魅力的に映りました。説明会でお話頂いた職員の方の雰囲気は、とても暖かく、地域に対する熱い想いもしっかりと伝わってきたことから、この人たちと一緒に働きたい。自然にそう思いました。私が今いる部署の方々も、説明会でお話頂いた方たちと変わらず素晴らしい人ばかりで、墨田区を選んだことは間違いではなかったと強く思っています。

現在の仕事

 住宅課の業務を一言で言うと、墨田区というまちを誰もが快適に、住み続けたいと思えるように、住環境を側面から支援する業務です。
 一つ例を挙げさせていただきますと、墨田区は現在、単身世帯や高齢者世帯の割合が増加する一方、子育て世帯が転出超過の傾向にあるという課題があります。そこで住宅課では、子育て世帯に配慮した共同住宅を建設する際の補助事業や、子育て世帯が区内に転居転入する際に、費用の一部を助成する事業等を打ち出すことで、子育て世帯の定住促進に努めています。
 また、職場の雰囲気はとても暖かく感じます。コロナ禍ということもあって、同期との関わりは薄いのですが、先輩方が気にかけて話しかけてくれるため、孤独だと感じたことはありません。難しい案件が生じた時も、先輩方が一緒になって考えて下さるため、非常に心強く感じています。

試験の体験談

まずは過去問を見て出題傾向を掴む

 勉強についてですが、公務員試験は科目数が多く、一科目ごとの出題範囲も広いため、柔軟に色々な知識を吸収する能力が求められていると思います。
 私の場合は、解けなくても、まず過去問を見て出題傾向を掴み、どのようにインプットしたら問題を解けるようになるか考えてから、知識を入れるように工夫していました。公務員試験の勉強を本格的に始めたのが11月頃と比較的遅い時期でしたが、この方法を徹底した為か、筆記試験は余裕を持って挑むことが出来ました。

妥協せずに言語化していく

 面接については、志望動機や入庁後にどんな仕事に挑戦したいか等を具体化していきました。「なぜ民間ではないのか」「なぜこの自治体を受けるのか」といった質問をはじめ、過去の質問例を題材に自問自答したり、面接官側がどう感じるかといった客観的な視点を交えたりしつつ、言語化に努めました。
 この作業を妥協せずに行ったことで、自分の中の漠然とした想いが徐々に形になっていき、試験本番も自分の言葉で想いを伝えられたと思っています。

皆さんにお伝えしたいこと

 私から皆さんにお伝えしたいことは、「何のために働くのか」ということについて良く悩んで欲しいということです。
 私が受験した年は、コロナ禍の真っ只中であったため、感染防止の観点から、試験の日程は全て延期となりました。最後に採用の連絡があったのが、第一志望であった墨田区からで、その日は年末間際だったこともあって、よく覚えています。今でこそ、笑ってお話しできますが、当時は、友人たちが就職活動をとうに終わらせている中、自分だけがいつまでも続けていたため、精神的に追い詰められる日も少なくありませんでした。
 そんな私が最後までやり抜けたのは、「何のために公務員として働きたいのか」、「公務員として何を成し遂げたいのか」ということを明確にしていたからだと思います。
 就職はゴールではなく、目標を達成するための手段にすぎません。皆さんも、働く意味について良く考えてみてください。考えた結果、公務員がその手段として残ったのであれば、墨田区を選んでいただけると心から嬉しく思います。
 皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしております。

保育士

保育士 花園保育園 鳴島 美桜(令和元年度採用)

Q1.保育士になろうと思ったきっかけは?

私が保育士になろうと思ったきっかけをさかのぼると、小学6年生のころになります。
私には6つ下の弟がおり、私が小学6年生の頃、弟が幼稚園生でした。母と弟を迎えに行く際に、子どもたちと遊ぶ機会も多く、自分が子どもと一緒に遊ぶことが好きということに気が付きました。
私が子どもたちと遊んでいる際も楽しそうに笑顔を見せてくれていたのですが、担任の先生が来た際に、飛び跳ねるように喜び、またどこか安心したような表情へ変わったことがとても印象的でした。
その時、子どもたちとこれほどまで信頼関係を築けている先生がすごいと思ったと同時に、私も子どもたちの素敵な笑顔を引き出せる先生になりたいと思ったことがきっかけです。

Q2.墨田区を志望した動機は?

幼少の頃より墨田区で過ごし、墨田区の人の温かさを感じて育ってきました。下町ということもあり、お祭りや地域行事も盛んで、私も幼い頃から、地域の人に優しく見守られながら育ってきました。優しさがあふれる墨田区で、次は自分が保育士として、これからの墨田区を担う子どもたちの成長を見守っていきたいと思い、墨田区を志望しました。

Q3.保育実習についての具体的なアドバイスや体験談を教えてください。

保育実習は何度行っても緊張すると思います。
保育実習では「失敗したらどうしよう」と考えることもあるかと思います。しかし、学生の皆さんは失敗しても、その失敗が将来の経験になるので、恥ずかしがらず、失敗を恐れずに、楽しんで行ってください。
楽しそうに話をしている先生に子どもたちも興味を持ち、話を聞いてくれると思います。
また、当たり前ではありますが、挨拶と笑顔と元気が大切です。笑顔と元気がない先生だと、子どもたちも自分から寄っていきにくいと思います。子どもの目線に立って、笑顔を忘れずに実習に取り組んでいただければと思います。

Q4.実際に保育士になってみてどう感じますか?(学生の頃、悩んでいたこと、不安だったことについて、今考えるとどう思うか。など)

実習の際は、子どもたちと関わる期間が短く、信頼関係を築ききれなかったため、保育士としてやっていけるのか不安でした。しかし就職してからは担任として長く関わることで、子どもたち一人ひとりの性格を知り、それぞれにあった声掛け、気持ちに寄り添っていくことで信頼関係を築くことが出来ました。毎日子どもたちの成長を身近で見守ることが出来る、やりがいのある仕事だと感じます。

Q5.先輩の立場で学生にアドバイスすることは?

学生の頃は、実習や製作物、座学と学ぶことが多く、大変だった記憶があります。学生の皆さんもきっとそうだと思います。しかし実際に保育士として働いてみて、学生の頃に学んだことは、子どもたちの命を預かるうえで重要な知識、経験であったということに気が付きました。
学生の皆さんも今学んでいることは将来必ず生きますので、今は大変かもしれませんが頑張ってください。

Q6.公立保育園と私立保育園で迷いましたか?

少し迷っていましたが、公立園だと5年周期で異動がある点に魅力を感じました。理由は、1つの園だけでなく、様々な園をまわることで、多くの経験、知識を得て、保育士としてのキャリアを築けるのではないかと思ったからです。また、異動といっても慣れ親しんだ墨田区内の異動となるので、働きやすい点でも魅力を感じました。

保育士 東あずま保育園 西村 和叶(令和元年度採用)

Q1.保育士になろうと思ったきっかけは?

高校で保育の勉強をしたことが一番最初のきっかけです。その後、児童学部のある大学に進学し、子どもの発達や教育学について学び、実習などを経験していくうちに保育士を目指そうと思いました。

Q2.墨田区を志望した動機は?

地元でもあり、実習やアルバイトを区内の保育園で経験したためです。また、中学生の頃から公務員になりたいと思っていたこともあり、自分の条件にあっていたことも動機の一つです。

Q3.保育実習についての具体的なアドバイスや体験談を教えてください。

保育実習では、事前に手遊びやパネルシアターなど時間のある時に作ったり覚えておくと、実践に役立つと思います。実習先では部分実習や責任実習があり、普段から楽しい遊びを考えたり用意しておくことで、いざ実習に臨んだ際に、考える時間を省くことができ、他のことに時間を回すことができると思います。私は、子どもの様子を見なければ分からないと思い、あまり用意していませんでした。実習に入ると時間もなく、いろいろと準備しておけば良かったと思ったことがあります。

Q4.実際に保育士になってみてどう感じますか?(学生の頃、悩んでいたこと、不安だったことについて、今考えるとどう思うか。など)

学生の頃は、人間関係や職場環境に不安を覚えることもありましたが、今働いている職場は園長先生をはじめ、先輩保育士の方々も優しく雰囲気も明るくて、楽しく働かせてもらっています。けれど、自分自身まだまだだと感じる場面も多く、フォローしてもらったり、悩みを聞いてもらうこともあります。学生の頃不安に感じていた勤務時間についても、残業の多さを感じることはほとんどありません。

Q5.先輩の立場で学生にアドバイスすることは?

学生という時間のあるうちにいろいろな引き出しを作っておくとよいと思います。たとえば、手袋シアターやパネルシアターです。制作物は、働き始めると、欲しいなと思っても中々作る時間がないので、学生のうちに作っておくと助かることがあると思います。また、いろいろな経験もしておくと良いと思います。沢山楽しい思い出を作っておくと意外と保育のネタになることもあると思います。

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