すみだを愛し、すみだで活躍する人をリレー形式で紹介する「つながる すみだ人」。お話を伺った方に次の方を紹介していただき、すみだを愛する人をつないでいきます。第68回は、立花四丁目町会の老人クラブ「四丁目友の会」の会長を務める山本 絹子さんです。

山本 絹子さん(立花在住)
立花四丁目町会の老人クラブ「四丁目友の会」の会長をしています。四丁目友の会は現在100人ほど会員がいて、様々な催しを通じて交流を深めています。
催しは、総会や新年会、お誕生日会、敬老の日の催しといった定例行事をはじめ、定期的に行う輪投げの会や小物作りの会、有志で月2回行う日本舞踊の稽古など、いろいろとやっています。日本舞踊は、区の高齢者福祉大会や都の老人クラブ大会でも何度か披露したことがありますよ。ほかにも、墨田区老人クラブ連合会からイベントのお知らせがあれば、できるだけ皆さんを誘って参加するようにしています。皆さんがやってみたいことや興味がありそうなことを基に、何かできる催しがないかを考えて、みんなで実際に形にしながら楽しく交流しています。
私は3年前に会長になりましたが、この会自体もできてからまだ13年なんです。それ以前にもうちの町会には「しあわせ会」という老人クラブがあったんですが、自然消滅のような状態になってしまっていました。ですが、しあわせ会で活動していた私の母がすごく楽しそうだったので、いつか私もやりたいなと思っていたんです。その矢先、当時の町会長さんから老人クラブを復活させたいという話を頂いたので、発起人の1人となって四丁目友の会を立ち上げました。そこから今まで、ずっと活動に携わっています。
高齢になると、どうしても表に出る機会が減ってしまい、日々をただなんとなく過ごす方が多くなってしまうと思うんです。ですから、催しに参加して楽しくおしゃべりをしたり、みんなで一緒にその催しの準備をしたりして、皆さんが生きがいや達成感を手にして前向きに日々を過ごしてほしいと考えています。そうすれば、地域全体も明るくなりますからね。そうやって皆さんが活気づいて楽しく過ごしてくれているのが、私にとってもやりがい・楽しみになっています。
小さい頃からすみだに住んでいて、隣近所の方と気軽に話せる身近な距離感が昔から好きなんです。ふとした挨拶からついつい話が弾んでしまい、時が経つのを忘れてしまうこともよくあります。それから、京島辺りの昔ながらの町並みも、人の距離が近く風情があって好きですね。すみだには多くの人が集まれる場所がいくつもあって、人と人とが交わる機会がたくさんあります。そんなすみだの気取らない距離感が、私は大好きです。


今年の敬老の日の催しは、アマチュア落語家の腰医亭 もんだ郎さんを迎えて、落語会を開催しました。面白おかしく話してくださって、とても楽しい時間が過ごせました。
山本さんと同じく四丁目友の会で活動され、民生委員の経験もある小林 美津子さんです。

[問合せ]広報広聴担当 電話:03-5608-6223

今月の1枚
「私の好きな横網町公園」
【撮影】伊藤 美奈子さん
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