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家庭用品におけるホルムアルデヒド

ページID:795501871

更新日:2023年2月20日

ホルムアルデヒドについて

衣類のしわ、縮みを防ぐための加工を行う際に使用する樹脂にホルムアルデヒドが含まれます。
また、このような樹脂は接着剤にも含まれ、接着効果を高めたり、のりが腐ることを防ぐ用途で使用されます。
しかしながら、ホルムアルデヒドは身体に触れた場合、皮膚に刺激を与え炎症を起こしたり、アレルギーをひき起こすことがあります。
そのため、身体に直接、長時間触れる製品(下着、寝衣等の衣服、つけまつげなどに使用される接着剤)に含むことができるホルムアルデヒドの量が規制されています。

ホルムアルデヒドの移染とは

ホルムアルデヒドは、水によく溶ける気体のため、他のものに付着、吸収されやすい性質があります。
このため、ホルムアルデヒドを含まない製品であっても、ホルムアルデヒドを含む空気中に置いたり、ホルムアルデヒドを含むもの(移染源)に触れさせておくと、ホルムアルデヒドが検出されるようになります。
この現象をホルムアルデヒドの移染といいます。
なお、繊維の種類によって移染の受けやすさが異なります。
一般に羊毛、綿、絹などの天然繊維は移染を受けやすく、ポリエステルやアクリルなどの合成繊維は移染を受にくい傾向があります。

赤ちゃんの衣料で気を付けること

ホルムアルデヒドは赤ちゃんの衣料から検出されることが禁止されています。
しかしながら、他の製品に含まれるホルムアルデヒドが赤ちゃんの衣料に移染することがあります。
移染を受けた衣料を赤ちゃんが着ると、皮膚の炎症やアレルギーをひき起こすことがあります。
赤ちゃんの衣料については次のことに気を付けましょう。

買うとき

ビニールなどでしっかりと包装されているものを選びましょう。
未包装のものよりもホルムアルデヒドの移染の心配が少ないです。
また、見本用以外の商品はむやみに袋から取り出さないようにしましょう。

着る前

新しく買ったもの、木製タンスなどの収納家具に長期間保管したものは洗濯してから使いましょう。
ホルムアルデヒドは水に溶けやすいため洗濯をすれば、ほぼ取り除くことができます。

保管するとき

木製タンスなど収納家具に保管するときは、ポリ袋やチャック付ビニール袋に入れてから保管すると衣料にホルムアルデヒドが移染しにくいため安心です。
なお、プラスチック製の衣装ケースはホルムアルデヒドの移染の心配はありません。

お問い合わせ

このページは生活衛生課が担当しています。

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