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すみだ子育てQ&A
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勉強の土台となるもの

ページID:387139523

更新日:2019年3月8日

勉強についていけるか心配です

 勉強ができる、できないというのは、何を基準に決めるのでしょうか?やはり、点数・成績という方がほとんどでしょうか?でも、文字や計算だけが勉強ではありません。勉強が好きになるためには土台となる大事な力がたくさんあります。保育園・幼稚園で先生の話を聞きとることができていますか?話を聞くことは、学びの基本です。家族と楽しく会話を弾ませることで、聞く楽しさ・話す楽しさを感じることができます。親子で楽しい話をたくさんし、子どもの話を聞くことから始めましょう。親の子どもの頃の話などは、子どもも興味をもち、共感できるでしょう。特に、失敗談の中に子どもがホッとする何かが潜んでいます。

なぜ?どうして?としつこく聞いてくるのですが・・・

 この時期の子どもは、様々なことに興味・関心をもつようになります。そのため、なぜなの?どうしてこうなるの?と細かいところまで疑問に感じるようになってきます。子どもの質問には面倒くさがらず丁寧に答えてあげましょう。そして疑問をもった時に、なぜそうなるのか、訳を確かめるために調べ、観察し、考えるための環境を整えてあげましょう。具体的には、絵本や図鑑をいつでも見られるようにしたり、時には、答えを教えるばかりでなく、知る手だてを教えるといいですね。そうすることでますます、いろいろなことに興味・関心をもつようになるでしょう。

一口メモ

学校は楽しいところ

 この時期は、就学に向けて、大人も子どもも期待でいっぱいです。その反面、勉強や登下校、友だち関係など心配もつきませんね。自分の身の回りのことは自分でできていますか?見直してみましょう。その時に気をつけたいことは、表面的なことができているかどうかだけではなく、そのもとになる発達の力が育っているかを丁寧に評価し、できていなければ具体的に示し、励まし、援助していきましょう。
『こんなことができなくては学校にはいけない』という否定的な言葉がけは避け、『学校はこんなことができて楽しそうだね』と期待のもてる言葉で励ましましょう。大人も子どもも、学校は楽しいところと思えることが大切です。

お問い合わせ

このページは子ども施設課が担当しています。