大規模な台風等により起こる水害は、これからの時期は特に注意が必要です。いつ発生するか分からない地震と異なり、水害はある程度予測でき、事前に対策できます。今号では荒川が氾濫した場合にスポットを当て、被害想定や避難の指標等をご紹介します。
[問合せ]防災課防災係 電話:03-5608-6206


荒川氾濫時の浸水継続時間(浸水した水が引くまでに掛かる時間)
詳細は区HPで確認!
墨田区は、荒川や隅田川をはじめ大小8つの河川に囲まれ、広範囲が満潮時の海面よりも標高が低い「海抜0メートル地帯」です。荒川氾濫時はほぼ全域に水が流れ込むため、大きな被害が想定されています。
上の図は、荒川氾濫時の浸水継続時間の様子です。
区北部は2週間以上浸水する地域がほとんど。一方で南部は、最大3日未満浸水する地域が広範囲を占めています。
浸水継続時間が3日未満の地域に住む方も油断は禁物です。浸水中は
- 建物から外に出られなくなり孤立する
- 水の力で家屋が流される
- 断水や停電が発生し、復旧するまでライフラインが絶たれる
など様々なリスクがあります。
区内のほぼ全域で建物の1階部分は浸水し、最大で4階部分が浸水する深さとなるため、身動きが取れなくなります。浸水の深さの詳細はこちらをご覧ください。
荒川氾濫時の被害状況を映像で確認してみましょう。
【出典】国土交通省荒川下流河川事務所/NHK「フィクションドキュメンタリー“荒川氾濫”令和3年3月改訂版」

上の図の「紫色」の地域は、荒川氾濫時に激しい氾濫流や河岸浸食が発生するおそれが高く、より早急な避難が必要です。
あなた自身やあなたの家族が住む地域・建物では、どのように避難する必要があるのか、水害ハザードマップや右記のフローチャートで確認しましょう。
台風の規模や荒川流域の雨量の情報を基に、江東5区(墨田区・江東区・足立区・葛飾区・江戸川区)が共同で、広域避難を呼び掛ける情報を発表します。
氾濫発生の約48時間前は…
「自主的広域避難情報」を発表
できるだけ早く江東5区外の安全な場所に避難!
氾濫発生の約24時間前は…
「広域避難指示」を発令
直ちに江東5区外の安全な場所に避難!

気象庁が発表する「防災気象情報」が新しくなりました。詳細は気象庁HPをご覧ください。
警報・注意報の名称にレベルと数字が付き、「レベル4大雨危険警報」などと発表され、区民の皆さんが自主的にとるべき避難行動をイメージしやすくなりました。

気象庁が発表する防災気象情報に加え、荒川の水位や区内の浸水状況等を確認のうえ、区が「避難情報」を発令します。
*「河川氾濫」情報は、区内では荒川のみ該当
*防災気象情報は上記のほか「土砂災害」情報があるが、区内には該当区域なし
放送終了後2時間以内であれば、放送内容を電話応答サービス 電話:03-5608-6274でも確認できます。
気象庁が国土交通省等と共同して、あらかじめ指定した河川の水位や流量を示した洪水の予報を行います。
大雨による土砂災害・浸水害・洪水災害の危険度を5段階で色分けして地図上にリアルタイムで表示します。
区内で発生した気象・災害情報などをメールで受信できます。
事前にEメールアドレスを登録しておきましょう。
今号では紹介しきれない風水害に関する情報を掲載しています。水害の種類(洪水、高潮、雨水出水)に応じた自宅周辺の浸水情報等の確認などに、ぜひ活用ください。
[配布場所]防災課(区役所5階)、各出張所
*区HPでも閲覧可

町会や自治会内の住民防災組織で、平時に高齢者や障害のある方等の要配慮者情報の把握や訓練、災害発生時の避難誘導や生活支援などを行います。
各町会・自治会では災害発生時などの際に、自力で避難できない、避難の仕方が分からない方の避難を支援するため、地域で該当者の情報を共有し、支援者や支援方法を明記した「要配慮者個別避難支援プラン」を作成する取組を進めています。各地域での取組状況や申込方法の詳細は、各町会・自治会へお問い合わせください。



立花二丁目仲町会の「友愛サポート隊」による、台風での荒川氾濫を想定した広域避難を促す情報伝達訓練(要配慮者広域避難訓練)の様子。左記支援プランを活用し、個々の避難計画を確認後、サポート隊が要配慮者に電話で情報伝達と状況把握を行いました。
災害時には、地域のつながりによる「共助」が大きな力になります。普段から近所の方とのコミュニケーションを大切にし、互いに助け合える関係を築いて災害に強い地域づくりを目指しましょう。
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このページは広報広聴担当が担当しています。