すみだを愛し、すみだで活躍する人をリレー形式で紹介する「つながる すみだ人」。お話を伺った方に次の方を紹介していただくことで、すみだを愛する人をつないでいきます。第5回目は、吾妻橋在住の宮澤 賢治さんです。「総合型地域スポーツクラブ・スポーツドアあずま」の副理事長として、スポーツを通してすみだを元気にするために活動されています。
宮澤 賢治さん(吾妻橋在住)
「総合型地域スポーツクラブ・スポーツドアあずま」(八広四丁目35番17号・八広地域プラザ内)の副理事長として、スポーツプログラムの開発や管理をしています。平成17年にスタートしたこのクラブは、今年で14年目を迎え、現在は約500人の方が会員として在籍しています。ここでは、子ども向けのフットサルや体操、子どもから大人まで参加できるバスケットボールやテニス等、様々な種目が楽しめます。私自身、バスケットボールの経験を
ノルディックウォーキング
子ども向けミニバスケットボール
私は区内の小学校・中学校に通っていて、中学からバスケットボールを始めました。高校は区外の学校へ行きましたが、そこでもバスケットボールを続け、全国大会で優勝を果たしました。若いときは自分ひとりでやってきたと思っていましたが、大人になると周りが自分を育ててくれたのだと気付き、全国大会優勝も、その高校を勧めてくれた先生や仲間がいて、すみだでの基礎があったから成し遂げられたのだと分かりました。
もともとスポーツに関係する仕事をしていたこともあり、スポーツを通してすみだに恩返しをしたいという思いを抱いていました。そんな中、「墨田区が総合型地域スポーツクラブの支援を始めるみたいだから、もし興味があったら」と、知人から誘いがあったんです。そこで、まずスポーツ推進委員になり、その後スポーツドアあずまの立ち上げに参画しました。
転勤等で区外に住んでいたこともありますが、他の地域と比べて人懐こく、気さくな方が多いところですね。例えば、クラブで教えている子どもたちに外で会うと、子どもたちから元気に挨拶してくれるんです。これはやりがいにもつながっていますね。それから、人のつながりが強い地域性でしょうか。お隣が誰なのか分からないことも多い時代ですが、このクラブを通して地域のつながりをより一層密にして、地域の活力を高めていけたらいいなと思います。
宮澤さんとは、「大江戸両国・伝統祭プロジェクト」を通して知り合われた、同会会員の中田 環さんです。
[問合せ]広報広聴担当 電話:03-5608-6223
今月の1枚
「水上から臨むスカイツリー」
【撮影】鈴木 瑞穂さん
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