12月4日から10日は人権週間です
人権とは、誰もが生まれながらに持っている、自分らしく幸せに生きるための権利です。誰にとっても身近で大切なものであり、守らなければならないものです。
最近は、新型コロナウイルス感染症を理由とした、不当な差別、偏見、いじめ、SNSでの
[問合せ]人権同和・男女共同参画課人権同和担当 電話:03-5608-6322
人権擁護委員は、地域の中から人権擁護に理解がある方を区長が推薦し、法務大臣から委嘱されます。人権に関する相談の受け付けや問題解決の支援、啓発などを行ったり、法務局の職員と協力し人権侵害の被害者を救済したりしています。墨田区では12人の方が人権擁護委員として活躍しています。
「誰にもわかってもらえない」、「こんなこと誰に相談したらいいのかわからない」という悩みは、ありませんか。
人権は、人が幸せに生きる権利です。今、自分が幸せでないと感じるなら、ぜひ相談してください。
人権擁護委員 有馬 慶子さん
弁護士の経験を
人権の悩みは、人のセンシティブな内容に関することも多く、悩みを打ち明けるハードルが高いかもしれません。しかし、私たちには守秘義務があります。安心して、ご相談ください。
人権擁護委員 中野 剛史さん
様々な人権や相談先についてはこちら
毎年、小学生を対象に「人権メッセージ発表会」を、中学生を対象に「人権作文コンテスト」を実施しています。人権についての文章を書くことで、児童・生徒が人権尊重の大切さや必要性への理解を深めるとともに、豊かな人権感覚を身に付けることを目的としています。
備考1:今年度の「人権メッセージ発表会」は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となりました。
人権メッセージ
【令和3年度参加校】外手小学校
区代表 髙木 七海さん(外手小学校6年生)
「目指せ!差別のない世界」
授業で学んだ「差別のこと」、「多様な性のこと」などを書きました。学習後は日頃、聞く言葉に差別の意味があったことに気付かされ、私自身、より相手の気持ちや立場を考えて発言するようになりました。どんな方にも一人ひとりの生き方があること、絶対に差別をしてはいけないことを学びました。
人権作文コンテスト
今年度、都大会人権作文コンテストでは、3人の生徒が入賞しました。令和4年2月5日(土曜日)開催の人権講演会では、3人が作文を朗読します。
【入賞】
- 奨励賞=菅家 すずさん(桜堤中学校1年生)
- 作文委員会賞=福田 翔海さん(竪川中学校2年生)、守屋 玲菜さん(桜堤中学校1年生)
【令和3年度参加校】両国中学校・竪川中学校・吾嬬第二中学校・桜堤中学校・吾嬬立花中学校
都大会奨励賞入賞!
菅家 すずさん(桜堤中学校1年生)
「差別の前に私たちができること」
作文を書くにあたり、元ハンセン病患者の女性の人生を描いた映画を観ました。いまだにこのような差別があること、多くの人が誤った情報を長い間信じてしまったことに悲しみと怒りが込み上げました。無知は差別を生みます。私たちができることは、様々な人権問題を理解し、間違った知識を持つ人に正しいことを教えることだと思います。
人権の花運動
小学校で児童が協力して花を育てることを通じ、命の大切さを実感し、人権感覚と、優しさや思いやりの心を育むことを目的とした運動です。
【令和3年度参加校】二葉小学校、錦糸小学校、中和小学校
二葉小学校の様子
錦糸小学校の様子
中和小学校の様子