墨田区長 山本 亨
去る1月30日、「令和5年度墨田区予算案」を発表しました。予算案の概要は、こちらでご紹介していますので、ここでは、予算案に込めた私の思いをお話しします。
令和5年度予算案は、「誰もが主役 挑戦・活躍・輝けるまち 未来の“すみだ”に投資する予算」と位置付けました。令和5年度は、感染症対策をはじめとした区民の安全・安心の確保に努めるとともに、コロナ禍からの社会経済活動の回復を確かなものとする必要があります。そこで、墨田区基本計画に掲げた取組を着実に実施することで、すみだらしい、ともに支え合うまちづくり(すみだ型共生社会)を推進し、持続可能な"すみだ"の実現に向け、区政運営を行っていきます。
一方、現在の区政においては、一層進展する少子高齢化への対応として、子どもを安心して産み育てられる環境の整備など、子育て支援の充実を図ることが重要です。また、関東大震災から100年の節目を迎え、多様な主体との連携による地域防災力の向上、地域福祉やコミュニティを支える担い手の育成など、誰もが安心して、いきいきと暮らし続けられるまちづくりを着実に進めていきます。
そして、新たな予算には「すみだで暮らす人、働く人、訪れる人」誰もが主役であり、挑戦・活躍・輝ける未来を切り拓く取組をさらに加速するとともに、10年後、20年後のまちの姿・将来像を見据え、“すみだらしさ”を次世代に継承していく、という思いを込めています。
これからも、人と人のつながりを大切にしながら、持続可能なすみだの未来に向けて、「暮らし続けたい、働き続けたい、訪れたいまち」の実現をめざしていきます。
令和5年度予算案記者発表にて
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