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更新日:2020年5月21日
墨田区は、古代・中世の昔から隅田川流域の交通の要衝であり、江戸時代には葛飾北斎の活躍に見られるように町人文化が栄え、明治以降も近代産業の発祥の地として発展してきた地域です。
しかし、関東大震災・東京大空襲によって著しい被害を受け、貴重な文化遺産の多くを消失しました。また、戦後の高度経済成長期における生活様式の変化や、進む再開発、人口の流動などにより、古き良き伝統文化や地域コミュニティが薄れつつあります。
区では、長い歴史と伝統を持つすみだの郷土文化を後世に伝えるとともに、貴重な歴史・民俗資料等の収集・保存・活用を図り、地域文化の一層の発展と、区民の知的・文化的創造力を育む活動に応えていくための拠点として「すみだ郷土文化資料館」を建設、平成10年4月12日に開館しました。
開館以来、地域に根差した様々な展示や各種事業の実施を通して、また、資料館ボランティアの皆様のご尽力をいただきながら、本区の郷土文化の継承と発展に努めてまいりました。
この間、東京スカイツリーの開業を契機に、すみだの街並みは大きく変化し、人口も27万人を突破するなど賑わいが増し、スカイツリーがあるまちとして国内外から注目されています。
すみだ郷土文化資料館では、長い歴史と伝統を有し、世界から注目が集まるまちに暮らす区民の皆さんの郷土愛を深めるとともに、本区に伝わる貴重な歴史文化遺産(レガシー)を未来に引き継いでいくため、今後とも展示をはじめとする様々な事業に力を注いでいきます。
ぜひ、資料館で、すみだの多彩な魅力に触れ、歴史再発見の旅をお楽しみください。
すみだ郷土文化資料館
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