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更新日:2024年4月9日
令和4年度は、企画展として「昭和の隅田川花火」を開催しました。
なお、大規模修繕のため令和4年9月5日(金曜日)から令和5年3月28日(火曜日)まで臨時休館しました。
企画展「昭和の隅田川花火」
展示概要
隅田川花火は江戸時代以来の伝統を持っています。昭和の隅田川花火は、柳島料亭組合が両国花火組合を組織し「両国川開大花火」として行っていましたが、昭和14年(1939)日中戦争の戦局悪化を理由に中止され、その後日本は太平洋戦争へと突入しました。
戦後は昭和23年(1948)に関係者の尽力によってGHQの許可を得て、両国川開大花火が再開し、両国花火コンクールも実施されました。翌年から両大会は同時開催となり、昭和36年(1961)まで継続されましたが、隅田川の堤防建設による夕涼み文化の衰退と水質悪化のために翌年から中止となってしまいます。
その後、昭和53年(1978)に墨田区と台東区が主体となって隅田川花火大会実行委員会が組織され、隅田川花火大会として復活し、現在に至っています。
昭和の隅田川花火はまさに激動の時代をくぐり抜け続いて参りました。今回の企画展示では、テレビ東京から借用した映像資料や番組・パンフレット・新聞記事を中心にして、その様子を紹介しました。
会期
令和4年5月28日(土曜日)から9月4日(木曜日)まで
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