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アサヒ飲料株式会社に潜入!

ページID:824471559

更新日:2023年9月1日

自動販売機の仕組みとカルピスについて学びました

8月30日、私たちはアサヒ飲料株式会社さんへ、普段から利用する自動はんばい機の仕組みやカルピスについて学習してきました!
まず最初に、自動はんばい機を実際に開けて、中がどうなっているかのぞかせてもらいました。
町で飲みものの入れかえをしているところは見たことがあったけど、間近で中を見るのははじめて!中の仕組みは50年ほど変わっていないそうです!
飲みものが通る道をヘビのようにウネウネさせることで、下にあるちがう飲みものとぶつからないようになっています。
大きいものと小さいもので飲みものがおちるスピードがかわるのか聞いてみたところ、通る道にクッションが3つあり、しょうげきを吸収しておなじスピードなるようにしていると教えてもらいました。
自動はんばい機にお金をいれて飲みものをゲットするまでに、いろいろ考えられた仕組みがあることにびっくりしました!

■自動はんばい機について学んだこと
・いつでもつめたい飲みものを出せるように、売り切れになる前に最後の1本をのこしてひやしていること。
・自動はんばい機に入る飲みものの場所は、12~42本と、はば広い差があること。
・形にちがいがあるものの区別は、中のコンピューターがかんちして仕分けできるようになっていること。

自動はんばい機についてくわしくなったあとは、日ごろからのんでいるカルピスについて、乳酸菌博士から教えてもらいました。
カルピスがたん生したのは今から104年前。
日本がまだ工業化がすすんでいないころ、内モンゴルにわたった三島海曇が、飲んだものに入っていた乳酸菌に出会ったことが、カルピスのたん生の原点です。
日本にもどった海曇は、乳酸菌についてけんきゅうし、1919年にカルピスが発売されました。
カルピスには乳酸菌がとても大切なものであることを知ることできました!
この大切な乳酸菌は、牛乳に入っている栄ようから乳酸などの、びせい物が発酵してすっぱさが生まれます。
今回わたしたちは、(1)けんび鏡を使って乳酸菌をかんさつし、(2)乳酸菌がどのくらいすっぱいか実験しました!

(1)乳酸菌をかんさつしよう!
さいしょに牛乳とカルピスをそれぞれ水でうすめて、かんさつ液をつくり、けんび鏡でそれぞれかんさつしました。
牛乳には栄養のつぶをはっけんでき、カルピスには細長いぼうのような形の乳酸菌を見つけることができました。
乳酸菌の大きさの目安は、おこめ1つぶに2500個入るくらい小さいそうです!

■かんさつしてみての感想 ・思っていたよりも細長く、すごく小さかった。
・乳酸菌の形はまるいと思っていたけど、四角くて細長かった。
・ぼうみたいな形をしていておもしろかった。 (2)乳酸菌はどのくらいすっぱいの?
牛乳、カルピス、レモンにph紙をひたしてひかくして、カルピスに入っている乳酸菌はどのくらいすっぱいのか実験してみました。0に数字が近づくほどすっぱいことがわかります。 結果は、牛乳は6、カルピスは3、レモンは2~2.5であることが読み取れました!カルピスは乳酸菌によって、すっぱさが生まれることをきちんと理解することができました!

■乳酸菌のはたらきについて知ったこと
・乳酸菌は乳糖を取り入れ、すっぱく発酵する。
☆乳酸菌は生きていなくても、体を元気にするはたらきや、すいみんの質をあげたり、おなかの調子をととのえてくれることを教えてもらいました!
いつもどおり使っていた自動はんばい機や、飲んでいたカルピスは、すごく工夫がされて作られていたので、くらしの便利さを学習することができました!
また、はじめて菌の研究ができたりと、知らないことを知れたのでとてもよい体験になり、おもしろかったです♪

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