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狂犬病について

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更新日:2023年8月1日

「狂犬病」とは

 狂犬病はウイルスによってまん延し、狂犬病ウイルスに感染した犬や動物にかまれたりひっかかれたりすることで感染します。また、狂犬病は犬や人だけでなく、全ての哺乳類が感染します。
 現代でも狂犬病ウイルスに感染して発症すると治療法はなく、死亡率はほぼ100%と言われている、極めて危険なウイルス性の動物由来感染症です。
 日本では飼い犬への狂犬病ワクチン接種に力を注いできたこともあり、昭和32年以降日本国内での犬での発生はなく、狂犬病ウイルスが確認されていない、世界でもまれな国となっています。
 しかし、世界のほとんどの国と地域では現在も猛威をふるっている感染症で、アジア、アフリカを中心に毎年5万人以上の人が亡くなっているほどの深刻なウイルス性感染症です。
 国内への万一のウイルスの侵入に備えた対策として、飼い犬への狂犬病予防注射が重要になってきます。そのため、狂犬病予防法では、犬の飼い主に飼い犬の登録と4月1日から6月30日の間の年1回の狂犬病予防注射が義務付けられています。
・国内で犬にかまれた、飼っている犬が人をかんだとき

海外旅行の際は注意しましょう

 海外旅行などのとき、立ち寄った街で可愛い犬を見かけたり、間近で野生動物を見かけたりしたとき、つい近づいたり触ったりしたくなる方が多いと思います。日本国内では狂犬病ウイルスは確認されていませんが、世界のほとんどの国で狂犬病ウイルスが確認されていて、犬だけではなく野生動物も狂犬病ウイルスを持っている可能性があります。渡航先ではむやみに犬や野生動物に手を出したり近づいたりしないようにしましょう。
 万が一、渡航先で犬や野生動物等に咬まれたりひっかかれたりした場合は、すぐに傷口を石ケンと流水でよく洗い、医療機関で受診してください。狂犬病は発症してからでは治療法がないので、発症の前に投薬する必要があります。
 海外旅行の際は、渡航先の状況などを調べ、状況により事前にヒト用の予防注射を受けることも必要です。

関連リンク

(予防注射を行っている医療機関等の案内もあります。)

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このページは生活衛生課が担当しています。

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