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更新日:2024年4月3日
災害時、命を守るためにも欠かせないのが口 です。
肺炎を防ぐためにも、歯みがきを!
令和6年1月1日に発生した能登半島地震により、多くの方々が被害に遭われ、避難生活を余儀なくされています。
避難生活や水不足により水分補給が十分にできないと、口やのどの粘膜が渇いてウイルスに感染しやすくなります。加えて、口の中を清潔に保つことができないと、口内炎や歯ぐきが痛んで食べ物が思うように食べられず、体力や免疫力の低下から、インフルエンザなどの感染症や病気にかかり易くなります。
特に、体力の低下した高齢者は、肺炎、誤嚥性肺炎(※)のリスクが高く、全身の健康に影響を及ぼす可能性があります。
東日本大震災や熊本地震など過去に起きた大きな災害の「災害関連死」の原因を見ると、肺炎を含む呼吸器の病気の占める割合が高いことから、口を清潔に保ち、命を守りましょう。
(※)誤嚥性肺炎:食べ物や唾液に含まれる細菌が肺に入ることで発症する肺炎
災害時の口のケア
災害時の口のケアについて(日本歯科医師会HPから)(PDF:75KB)
持ち出し用の防災セットに歯ブラシや洗口剤の備えはありますか?
改めて確認を!持ち出し用の防災セットに入っていますか?
- 歯ブラシやデンタルフロスなど、普段使っている物(人数分)
- 洗口剤(水が使えない時に便利です。刺激の少ないノンアルコールタイプがおすすめです。)
- 高齢者など、普段やわらかい食事を食べている方は、おかゆなど食べやすい保存食(食事制限や食物アレルギーのある方も、食べ慣れている物を備えておくと安心です。)
※義歯(入れ歯)を使用している方は、義歯を入れて(又は持って)避難してください。
就寝中に外す場合は、密閉できる容器に入れて枕元に置くと、持ち出すのにも便利です。
災害時に命と健康を守るため、今、備えましょう!!
お問い合わせ
向島保健センター 電話:03-3611-6135
本所保健センター 電話:03-3622-9137
健康推進課 電話:03-5608-1462
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