HIV感染により免疫力が低下すると、様々な病気を発病しやすくなります。
また、近年は性感染症の感染者が増加しているほか、女性特有のがん等の発生原因となるHPV感染への対策が進められています。いずれの病気も、早期発見・治療が最も大切です。自分や大切な人を守るために、検査やワクチン接種を受けましょう。
[問合せ]保健予防課感染症係 電話:03-5608-6191
様々な細菌やカビ、ウイルスなどの病原体から体を守る働きをする「免疫」。この「免疫」を保つために重要な細胞に感染するウイルスです。
HIVが免疫細胞に感染すると、免疫力が低下し、様々な病気にかかりやすくなります。この状態で、指定疾患のいずれかを発症した場合に「エイズ(後天性免疫不全症候群)」と診断されます。
性感染症とは、性器クラミジア感染症や梅毒など、多くは性行為が原因で感染する病気です。不妊の原因となったり、神経や心臓などに深刻な合併症や後遺症が残ったりする場合もあります。
各検査は、住所要件がなく誰でも受けられます。自分や大切な家族・パートナーのためにも、積極的に検査を受けましょう。
なお、通常検査(検査と結果説明を別日で実施)は毎月1回実施しています。受付日時や申込方法等の詳細は、区HPをご覧ください。
[ところ]すみだ保健子育て総合センター(横川五丁目7番4号)
[定員]各先着20人
*梅毒検査のみの受診は不可
性行為の経験がある女性の半数以上が生涯で1度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮
「HPVワクチン接種」でHPV感染を予防できます
小学校6年生から高校1年生相当までの女性は無料(公費)接種の対象です
HPVワクチンは、特に子宮頸がんの原因となりやすいウイルスの感染を予防するワクチンです。HPVワクチンは下記の3種類で、区では接種時に必要な予診票を中学校1年生になる年度当初に発送しています。
[接種会場]区内の各小児予防接種実施医療機関
*接種には区から発送する予診票が必要(再発行可)
*詳細は区HPを参照
平成9年4月2日から20年4月1日生まれまでの女性で、HPVワクチン定期接種の対象年齢(小学校6年生から高校1年生相当まで)の間に接種を逃した方へ、無料(公費)で接種ができる「キャッチアップ接種」を実施しています。なお、キャッチアップ接種には期限がありますが、厚生労働省で接種期限の延長等が検討されています。詳細は区HPをご覧ください。