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更新日:2024年8月13日
雨はとても貴重な水資源
地球には、約14億立方キロメートルの水があります。しかし、そのうちの97.5%は海水であり、淡水は2.5%しかありません。また淡水のなかでも、氷河や氷山が1.76%、地下水が0.73%、私たちが飲み水や農業などに使える水はたった0.01%しかありません。
雨は、地球上に均等に降るわけではありません。日本は世界の平均降水量の2倍近い雨が降り、とても雨に恵まれた国ですが、1人あたりの水資源量でみると世界平均の5分の1しかありません。
水資源、遠くのダムより軒の雨
東京には年間に使われる水道水の量を上回る雨が降っています。これを捨てるのではなく、有効に利用すれば節水につながります。雨水タンクはまちの中の小さなダムです。無数の小さなダムは、巨大なダムに匹敵します。
雨水はスカイウォーター
梅雨のもとになる雲は、遠くインドからやってきます。インドの海で発生した雲が北上し、ヒマラヤ山脈で行く手を遮られ、偏西風に乗ってこの日本までやってくるのです。
世界の空はつながっています。一国が大気を汚染してしまうと他の国々にも大きな影響を与えるのです。
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