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更新日:2025年2月17日
名誉区民は、公共の福祉を増進し、又は学術・技芸等の進展に寄与した方であって、その功績が卓絶し、広く区民の尊敬を受けるとともに、墨田区の名を高めていただいた方です。
こうした方の事績をたたえるとともに、区民の敬愛の対象として永く顕彰するものです。
区では、墨田区名誉区民として、平成22年5月に王貞治氏と西山幸一郎氏、令和7年1月に五街道雲助氏を顕彰いたしました。
王 貞治 氏
墨田区に生まれ育ち、昭和34年には巨人軍に入団しました。これまでに、本塁打の世界記録の更新や監督として第一回ワールド・ベースボール・クラシックで日本代表を優勝に導くとともに、少年野球を通じた諸外国との友好親善や青少年の健全育成にも尽力されています。
そして、昭和52年に国民栄誉賞を受賞され、平成21年には、名誉都民として顕彰されました。また、王 貞治氏の功績は区内小学校5年生の副読本「ふるさとすみだ」で、紹介しているのをはじめ、毎年開催されている「王貞治杯少年野球大会」等ゆかりの行事も多くあります。
故 西山 幸一郎 氏
昭和12年以来、70年余の長きにわたり、押絵羽子板造りに精進してこられました。丹精込めて制作する羽子板は、広く区民の方々から敬愛されているほか、国内外での展示会への出品や各国の要人に寄贈されるなど、その活動を通し広く墨田区の名を高めてこられました。
平成元年には、御自宅に羽子板資料館を開館するなど、伝統工芸の保存と継承に向けて尽力され、平成2年には、すみだマイスターに認定、平成18年に名誉都民として顕彰されました。
氏は、平成26年11月3日にご逝去されました。
五街道 雲助 氏
墨田区生まれの落語家であり、独自の芸を創り上げ、東京の落語界を牽引する本格派の演者の一人として活躍されています。昭和47年に、前座名「金原亭駒七」から「五街道雲助」に改名され、昭和56年に真打に昇進されました。
江戸の古典落語を高度に体現し、長年の研鑽に基づく卓越した技量を数多くの高座で示すとともに、落語界の第一人者として後進の指導・育成にも尽力されております。
そして、平成28年に紫綬褒章を受章され、令和5年10月には、国の重要無形文化財保持者いわゆる「人間国宝」に認定されました。
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