令和3年度「すみだの夢応援助成事業」助成対象事業が決定しました

こどもでも簡単にできるスマホアプリ開発講座を小学生4年から中学生に提供します。
全8回のうち最初の2回で、サンプルアプリ作成を通じてアプリ作成ツールの使い方をマスターし、残りの6回で、自分の作りたいアプリを作れるよう講師が丁寧に指導します。講座終了時には、こどもたちが「自分のアイデアを形にすることの楽しさ」を感じたり、実際にそのアプリを使って起業を考えたりできるよう、講師やスタッフがサポートします。

緑の少ない墨田区に、空き地を活用した体験型のまちなか農園として「たもんじ交流農園」が3年計画を経て、2020年3月末に完成しました。今年度は、この農園をさらに活用し、食育・環境・防災・福祉などの実践の場としての提供を目指します。ビオトープでの蛍の育成・鑑賞、車イスの方も野菜作りを楽しめる可動型耕作地、都市型農園の輪を広げるためのセミナー開催等々、地域をつなげ多世代をつなげるしくみづくりに注力します。ウッドデッキ広場には、木製手造りのイス・テーブルを設置し、子供達の遊びとして、また、「誰もが来られる来たくなる」憩いの場としての提供を目指します。

様々な遊びの素材や道具が入っていて、放課後や休日などに学校の校庭や公園、広場に現れて、世代を超えた遊びをおこなう『移動式遊び場』（※）をつくります。（※『移動式遊び場』とは、「遊びを引き出す道具と素材」を積んで「遊びを支援するプレーリーダー」とともに地域を回る「わくわくを積んで移動する車」のこと）
墨田区らしい「移動式遊び場」を作るために、学習会や青少年教育の関係者によるワークショップを開催し、「移動式遊び場」が地域を回る環境づくりを行います。

世界の共通言語であり、全ての人の心を動かす力を持つ「音楽」に触れる機会を多くの方（中高生、在日外国人、外国人観光客、福祉施設利用者など）に提供するため、定期演奏会への無料招待を行います。同時に、コンサートの様子をインターネットにて配信する際には、対象者に無料で視聴できるようご案内します。また、区内（ショッピングモール、商店街、鉄道駅など）で楽団員が演奏活動を行う「まちかどコンサート」を開催するほか、墨田区内でのアンサンブルを収録した動画を配信する「まちかど配信」、小澤征爾氏との過去の演奏音源をアーカイブ化し、将来の財産として残していく活動を行います。

墨田区に住む子どもたちに、まちの魅力を伝えつつ、地域防災の担い手づくり、災害のリスクとイザというときに自分を守る知恵を育むため、『防災観光ふろしき（防災情報と観光名所を示して印刷した風呂敷・絵地図）』を使った「防災学習」の普及を目指します。
区内の小中学校で防災学習のモデル事業を実施して内容の検証を行うことや、「防災アイデア会議（仮）」を開催して在住者や通学等、地域に縁のある若い世代のアイデアの声を広く集める機会を創出しながら、教材化及び区全体への展開を目指します。