第19回東京商店街グランプリ　商店街の部　準グランプリ受賞

　令和6年11月12日に神田明神ホールにて行われた、第19回東京商店街グランプリ表彰式において、墨田区商店街連合会が準グランプリを受賞しました。

　東京商店街グランプリとは、都内約2,400ある「商店街」の中から積極的かつ先進的な取り組みを実施した商店街を表彰・紹介することにより、都内商店街全体の活性化を図る事業です。

東京都産業労働局　商店街グランプリホームページ（外部サイト）

　今回受賞した事業「令和5年度 春のそよかぜつながるフェス事業」の評価のポイントは、 商店街連合会としてのまとまりを感じさせ、近隣の他イベントや民間施設と連携したことで、事業が拡大・展開している点や、活性化に意欲的な店舗や商店街に対してアピールの機会を作っている点のほか、長期・継続的な開催を前提とした取組である点などが評価され、準グランプリを受賞しました。

第19回東京商店街グランプリ表彰式のライブ配信（外部サイト）
　

　商店会の連合体である墨田区商店街連合会（区商連）には、現在36商店会、約1,000商店が加入して、商業の振興・発展のために活動しています。

墨田区商店街連合会ホームページ（外部サイト）

墨田区商店街連合会の事業

　準グランプリを受賞した事業「令和5年度 春のそよかぜつながるフェス」は、お花見の名所、隅田川の墨堤で地元町会等が実施する「墨堤さくらまつり」と連携して、隅田公園そよ風ひろばを会場にイベントを開催しました。
　本イベントは、「オールすみだ」をキーワードに、期間中、毎週イベント内容を変えながら、区商連加盟店・区内団体が中心となって、区内観光消費額の増大や賑わい創出等を目的に、様々な企画を実施しました。

　区商連や区内団体が保有するキッチンカーを活用して区商連加盟店が出店し、期間中、毎週内容を変えてイベントを開催しました。
　最初の週は区内ものづくり事業者がワークショップを開催し、翌週には区内NPO団体が活動発表を行う等、墨田区ならではの取組を発信しながら、区商連加盟店の飲食店が飲食部分を担当し、来場者の消費喚起を促しました。
　また、区観光協会は、移動観光案内車を活用して「お花見ガイドマップ」の配布や、英語でのインバウンド対応、街歩きガイドによる「さくら歩きガイドツアー」等の観光事業を展開しました。