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更新日:2024年6月8日
趣旨
1739年フランスのエリザベート王女とスペインのドン・フィリップ王子の結婚披露宴が行われ、夜にフランスセーヌ川で盛大な花火が行われました。この様子は、「祭典書」と呼ばれる祝意を表した出版物として印刷され、関係者に配られています。西欧の花火はキリスト教の教義の説明や王の即位式などで打ち上げられることによって発展していきます。
これと比べて、日本の花火は民間色の強いもので、17世紀後半の隅田川では武士も町人も手持ちの噴出し花火を楽しんでいました。以降は国内で独自の発展を遂げ、18世紀中ごろには武士の狼煙技術から、打上花火が開発されます。江戸幕府は隅田川での打上花火を禁止していましたが、19世紀後半には現在の花火大会のルーツとなるイベント型の花火が始まります。
今回の展示では、隅田川花火と西欧花火との比較と通じて、その歴史と文化的特徴について考えていきます。
結婚披露宴の様子を伝える祭典書
東都名所両国夕涼 初代広重 画
開催期間
令和6年6月15日(土曜日)から令和6年9月23日(月曜日・祝)まで
開館時間
午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日、第4火曜日、ただし、7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館、7月16日、8月13日、9月17日は休館
9月3日(火)から5日(木)は臨時休館
入館料
個人100円、団体(20人以上)1人80円、中学生以下と身体障害者手帳、療育手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方及び介助の方は無料
問い合わせ先
すみだ郷土文化資料館(向島二丁目3番5号) 電話:03-5619-7034
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