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更新日:2005年11月1日
駅前で高齢者の女性を中心にくじやチラシを配り、販売会場に誘い、閉じ込めて密室状態にし、巧みに熱狂的な雰囲気を盛り上げて正常な判断ができない興奮状態を作り出し、布団や磁気マットレスなどの高額商品を売りつける「催眠商法」あるいは「SF商法」。被害はいつになっても無くなりそうもありません。
相談内容
駅前でひじやひざのサポーターの無料引換券を配っていたので、ビルの一室の宣伝会場に行きました。20人ほどの人が集まったところで入口を閉められ、周囲には数人の男の人が立ち、とても自由に帰れる雰囲気ではありませんでした。
会場では、まず、近日発売の磁気サポーターを無料でもらいました。ひざが痛かったので、ちょうど欲しかったものでした。その後も「元気に手をあげた人にはプレゼント」と言って無料でいろいろな物をくれました。次第に価格が高そうな物になっていき、競争で何人かがもらえました。
最後に磁気マットレスを出して「布団の上に敷くと万病予防になる。ひざや腰の痛みにもよい。今日だけ60万円を30万円!限定10人」と言われ、つい手をあげて購入することになってしまいました。販売員が商品を自宅まで持ってきてくれて、その場で30万円を支払ってしまいました。
後でよく考えると、こんなに高いものはいりません。どうしようかと思い、夜も寝られません。
アドバイス
催眠(SF)商法は、特定商取引法の適用を受けるので、契約した日から8日以内ならクーリング・オフができます。クーリング・オフをした場合は、商品を返品(引き取り料金は業者負担)し、支払ったお金を返してもらえます。
詳しくは、すみだ消費者センターへご相談ください。
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