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更新日:2022年8月31日
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、イベントが中止または延期となる場合があります。
なお、参加に当たっては、手洗いやせきエチケットを心掛け、発熱等の症状がある方は参加をお控えください。
平成24年10月に「友好交流・協力協定」を結んだ栃木県鹿沼市や、市内の林業事業者の協力を得て、植林や間伐作業を体験する「森林整備体験事業」を実施しています。
森林保全・整備活動を通じて「みどり」や「自然」の大切さ、地球温暖化防止やヒートアイランド現象緩和など森林の役割を学んでみませんか。
事業概要
日程
植林体験 令和4年6月11日(土曜日) 終了
林業機械操縦体験 令和4年8月6日(土曜日)終了
間伐体験 令和4年11月5日(土曜日)
場所
栃木県鹿沼市上粕尾周辺、21世紀林業創造の森(栃木県鹿沼市入粟野1512)等
内容
植林体験・林業機械操縦体験・間伐体験など
対象
区内在住在勤在学の小学生以上の方
費用
1,500円程度
申し込み
区のお知らせや区ホームページ、区公式SNS(facebook、twitterなど)をご覧いただくか、緑化推進担当までお問い合わせください。
問い合わせ先
電話:03-5608-6208 E-mail:kankyou@city.sumida.lg.jp
※関係各所と調整の結果、内容は変更する場合があります。
電子申請からのお申込み
https://www.shinsei.elg-front.jp/tokyo2/uketsuke/form.do?id=1660800387336
(外部サイト)
間伐体験の申込フォームへのリンクです。申込期間中にのみアクセスすることができます。
申込期間:令和4年10月1日(土)から10月11日(火)まで
「鹿沼の森で植林体験」
日時:令和4年6月11日(土曜日)
場所:栃木県鹿沼市上粕尾周辺
内容:植林作業の体験
費用:無料
定員:10名
体験の様子
植林体験を行う前の注意事項や道具の使い方などについて説明をしていただきました。
植林体験ができる服装に着替え準備を整えます。この時期はヤマビルが出るため長袖、長ズボン、長靴は必ず必要になります。




一人1本杉の苗木(少花粉)を植林して頂きました!これから先ちゃんと成長してくれるか楽しみです。
植林が終わったら、自分の植えた苗木の周りにある草刈りを行いました。
体験の最後に森林の役割等に関する講義を聞きました。
林業会社さんや鹿沼市役所の方から貴重なお話を聞くことができました。
自由時間では、東京ではなかなか見ることができない、広い畑を見学させていただきました。
参加された皆さんの感想 (一部抜粋)
・畑も見せていただいたりと、植林以外にもとても親切に対応してもらったことで、学びも多かった
です。とても満足です。植林した木がどうなったかも気になるので、また伺う機会があるとうれしいです。
・いろいろな植物を知れたし、針葉樹と広葉樹の特徴を詳しく教えてくれた。植林するときも、鹿が苗を抜いてしまうなどいろいろ知れて楽しかったです。
・どのように植林されているのか、なぜ重要なのか、非常に勉強になりました。
・くわの使い方が難しかった。植林が体験できて良かった。
・体験はもちろん、林業の方のお話がいろいろ聞けてとても勉強になりました。
森までの散策やバスの道中の寄り道も楽しかったです。ありがとうございました。
「親子で林業機械操縦体験」
日時:令和4年8月6日(土曜日)
場所:21世紀林業創造の森(鹿沼市入粟野1512)
内容:林業機械の操縦体験、チェーンソーを使った丸太切り体験等
定員:10名
体験の様子
栃木県鹿沼市入粟野にある「21世紀林業創造の森」にて、「親子で林業機械操縦体験」を開催いたしました。
森林が果たしている役割やどのような効果があるのか、森林の現状などについて資料を交えながら教えていただきました。
森林のない土地、森林のある土地を模した模型を使って、雨が降った場合の比較をしていただきました。
土だけの模型(A)の地表には水が溜まり、なかなか浸透していきません。
ところが、植物の植わっている模型(B)の方は、水が溜まることなく浸透していきました。
また、模型の中から流れ出てくる水の違いについても確認することができました。
(Aからは茶色い濁った水、Bからはきれいな水が出てきました)




人力と機械を使った場合の違いについて、子どもたちに体験をしてもらいました。
子どもたちが力を合わせて何とか持ち上がった丸太ですが、機械や道具を使うことであっという間に持ち上がり、
のこぎりで丸太を切るのにはある程度の時間がかかってしまいますが、チェーンソーを使うとスパッと切ることがで
きました。機械の便利さが森林を管理する現場で役立っていることを体験することができたと思います。
次に重機の操縦体験です。丸太の山から荷台に積む作業の体験と小さな丸太を重機を使って積み重ねる体験です。
見た目以上に繊細な操作が必要なようでしたが、楽しんで体験している様子がうかがえました。
材料と専用のカンナを鹿沼市役所林政課の方にご用意いただき、参加者の方にマイはしづくりをしていただきました。
カンナを使う作業は普段できないため、子どもたちも楽しそうにマイはしづくりをしていました。
中には、子どもの手の大きさに合わせて、はしの長さを調整している方もいらっしゃいました。
参加されたみなさんの感想
・事前準備や関連する方々のご調整とても大変だっとろうなと思いました。
区民にこのようなサービスをご提供下さりどうもありがとうございました。
子どもが楽しむ姿を見て、連れて来られて良かったと思いました。
ますます、墨田区民でいることの良さも改めて感じました。どうもありがとうございました。
・本日の体験を通じ、日本の森、林業を少し身近に感じることができました。
娘も楽しかった体験をきっかけに林業に興味を持ったようです。
貴重な機会を与えていただき、区役所の皆様、鹿沼市の皆様に感謝いたします。
・見たことがない機械を使ったので、ドキドキしました。どんどんやっているとうまくなってきました。
また行きたいです。ありがとうございました。
・森林の現状のお話はとても興味深かったです。操縦体験は子どもがとても楽しめていて良かったので、
大人も少しやってみることができればもっと良かったです。
・楽しかった。重機の操作は難しかったけど、貴重な体験になった。
・全部楽しかった。
・普段体験できない大自然の中で、林業について学ぶことができ刺激的でした。
是非とも次回も参加したいと思います。諸々企画いただきありがとうございました。
・体験回が違うようですが、林業の現状ももう少し知りたかった。質問時間があっても良かった。
「鹿沼の森で間伐体験」
日時:令和4年11月5日(土曜日)
場所:栃木県鹿沼市上粕尾周辺
内容:間伐作業の体験
費用:無料
定員:10名
昨年度の体験風景
天候にも恵まれ大自然に囲まれながらの「間伐体験」の実施となりました。
地元の林業会社の社長さんから、森林の存在が自分たちの生活にどのような関わりがあるのか、今回行う「間伐」と
いう作業はなぜ行うのかなど、分かりやすく教えてくださいました。




鹿沼市役所林政課の職員の方が、クイズ形式で森林に関する問題を出題してくださいました。
手作りのフリップで、わかりやすく楽しく森林の役割について、勉強することができました。
ちなみに、クイズには参加者の皆さん全問正解でした。記念品までいただきました。




3班に分かれ、間伐作業の体験場所まで歩いて移動します。
途中、生えている植物について講師の方から説明をしていただきました。
山に入ると自身の背丈の何倍もある木々に囲まれ圧倒されます。




自分たちの切る木を指導員の方と一緒に決めます。
その後、気を切り倒す方向を決め、周囲の安全を確認し、作業に入ります。
本来の作業ではチェーンソーを使って作業をしているそうですが、それではすぐに終わってしまうということで
のこぎりを使って、自分たちの力で切り倒します。
切り倒した木(ヒノキ)で丸太切りをさせてもらいました。
切った丸太は持って帰ってもいいということで、自分たちが持って帰りたい大きさに切って大切に持ち帰りました。
切りたての木は、ものすごく香りがよく、木の断面を触ってみると、とてもひんやりとしていました。
帰りのバスの車内は木の香りでいっぱいでした。
参加されたみなさんの感想(一部抜粋)
- CO2を吸収してくれる森林。これを将来、未来にわたって保全していくことの大切さを学ぶことができました。
また、土砂災害防止、生物多様性保全などを間伐によって促進することも分かりました。
循環型社会に生きていることの意義を確認することもできました。 - 行きは渋滞に巻き込まれましたが、のどかな農村風景、紅葉、清流の音や鳥の声、ヒノキの香りやのこぎりの切る音など、都会にいると味わえない体験ができたことが、とにかく嬉しかったです。特にコロナ禍でここ2年くらい遠出も出来ず、都会にいることしかできなかったので、ものすごい開放感がありました。粟野のスタッフや社長さんに親切に教えていただきありがとうございました。
- 今日は、あわの自然学園の方に行けて、森林の間伐体験ができ、とても良かったです。
間伐体験は、木をのこぎりを使って切ることができて、少し大変な作業でしたが、とても良い経験になりました。
普段墨田区では体験できないことだと思いました。間伐体験が終わって鹿沼の森を見ると、明るいなと感じました。今日の最初の説明も分かりやすく、森林がどのように役立って いるかなどが伝わりました。
クイズも楽しかったです。今日一日充実したと思います。 - とても良い体験だと思います。実際に現場の方々と一緒に作業ができたり、自然、森林のことだけでなく、仕事の悩みや、なぜその仕事を選んだのかなどのお話を詳しく聞くことができ勉強になりました。社長さんのお話もとても分かりやすく、たくさん学びがありました。
- 森林の現状や、なぜ間伐をするのか、しないとどうなるのかを知れて大変勉強になりました。
また、合間に高見林業の方々から教わる草木のこと、林業とその教育についても話を聞くことができて興味深かったです。現在、年長の息子がいるので、また来年にも参加したいです。ありがとうございました。 - 木を切るのが楽しかったです。ヒノキの木の香りが良かったです。
- 講義や職員の方のお話がとても興味深く、森林や木のこと、林業について知ることができました。
- 木を切るのが力を入れないとできないので難しかった。
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このページは環境保全課が担当しています。