このページの先頭です
このページの本文へ移動
  1. 現在のページ
  2. トップページ
  3. 健康・福祉
  4. 衛生
  5. 食の衛生
  6. 【消費者の方へ】“すみだこ”の部屋
  7. イベント情報
  8. 食中毒予防キャンペーン(令和6年8月)を実施しました
本文ここから

食中毒予防キャンペーン(令和6年8月)を実施しました

ページID:875916822

更新日:2024年9月30日


令和6年8月、令和6年度食品衛生監視指導計画に基づき、食中毒予防キャンペーンを実施しました。

食中毒予防キャンペーン

 令和6年8月13日から19日まで、区役所1階アトリウムにて、食中毒予防に関するパネルの展示とパンフレットやうちわなどの普及啓発グッズの配布を行いました。

 また、令和6年8月14日には墨田区食品衛生協会と墨田区保健所が協力して食中毒予防についての普及啓発イベントを開催し、手洗い実習や食中毒に関するクイズとアンケートを実施しました。
 

実施内容

  • 食中毒予防に関するパネル展示
  • 食中毒予防に関するパンフレット、マグネット、風船、うちわなどの普及啓発グッズ配布
  • 墨田区食品衛生協会自治指導員の手洗いマイスターによる手洗い実習
  • 墨田区食品衛生協会自治指導員による食中毒に関するクイズとアンケート

 イベント期間中、164名の方にクイズとアンケートにご協力いただきました。思わぬクイズの落とし穴に、はまってしまった方もいたのではないでしょうか。
 また、手洗い実習には、50名の方に幅広く参加していただきました。
 ご参加ご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました。

食品衛生クイズ(令和6年度)

問1 食中毒の病原体が体に入ってから症状が出るまでにかかる時間について、正しいものは次のうちどれでしょう?

選択肢
 (1) 数時間
 (2) 1~2日
 (3) 病原体によって異なる。

正解:(3) 病原体によって異なる
 感染してから発症するまでにかかる時間(潜伏期間)は原因となる菌によって異なります。
 例えば、黄色ブドウ球菌は1~6時間である一方、カンピロバクターや腸管出血性大腸菌は2~7日と長く、感染が広まる危険があります。
 正解率は約52パーセントでした。

詳しく知りたい方は、「主な細菌性の食中毒、主なウイルス性の食中毒」をご覧ください。

問2 焼肉を食べるときに気を付けることで、正しいものは次のうちどれでしょう?

選択肢
 (1) お肉の焼き加減は、中心部に赤みが残るくらいがちょうどいい。
 (2) 生肉が触れた野菜もよく焼く。
 (3) 焼きあがった肉は焼く用のトングと同じものでお皿にとる。

正解:(2) 生肉が触れた野菜もよく焼く。
 焼肉では、野菜が生肉に触れた状態で提供されることがあるため、そのような野菜はお肉と同じようにしっかりと加熱する必要があります。
 正解率は約84パーセントでした。
  生肉には、食中毒の原因となる細菌やウイルスがついていることがあります。細菌やウイルスは熱に弱いため、お肉をしっかり加熱することが食中毒予防のために大切です。

令和6年度6月11日号の区報「すみだ」にて、お肉の焼き方や食中毒予防についての特集記事を掲載しています。
お肉を焼くときに注意すべき点や、貸出しグッズについて書かれている記事になっていますので、この機会に理解を深めてみてください。

問3 食品表示の原材料名について、正しいものは次のうちどれでしょう?

選択肢
 (1) 50音順に書かれている。
 (2) 多く含まれる順に書かれている。
 (3) 特に決まりはなく、自由に書かれている。

正解:(2) 多く含まれる順に書かれている。
 原材料名は、原材料に占める割合の高いものから順に、その一般的な名称を表示します。
 正解率は85パーセントでした。
 
 一般用加工食品の表示は、基本的に名称、原材料、添加物、内容量等を表示する必要があります。
 これらは、消費者が読みやすく理解しやすいような日本語で、容器包装を開かなくても容易にみることができる箇所に記されています。

詳しく知りたい方は、リーフレット「発見!食べ物の自己紹介」をご覧ください。

アンケート(令和6年度)

問1 墨田区食品衛生キャラクター「すみだこ」を知っていますか?


 「すみだこ」は墨田区の食品衛生キャラクターとして、すみだ区報、区ホームページ、ツイッターやフェイスブックなどに登場し、食中毒予防のために活躍しているキャラクターです。「すみだこ」の認知度は、墨田区の食品衛生に関する普及啓発活動が、区民の方へどれだけ伝わっているかを表す指標になります。
 今回のアンケートで、「すみだこ」を知っている人は37%でした。

問2 「すみだこ」について、どこで見たことがありますか?

問1で「知っている」と回答した方に、「すみだこ」をどこで見たことがあるか聞きました。

その結果、すみだ区報で見たことがある人が最も多く、続いて区ホームページ、イベントブースの順になりました。

問3 「HACCP」について知っていますか?


 HACCP(ハサップ)」を知っている人は32%でした。
HACCPは食品事業者だけではなく、家庭でも食中毒予防の手段として活用することができます。

詳しく知りたい方は、「家庭でできる6つのポイント」をご覧ください。

問4 「HACCP取組中ステッカー」について知っていますか?

 「HACCP取組中ステッカー」を知っている人は16%でした。 墨田区では、HACCPに沿った衛生管理に取組んでいる事業者にステッカーを配布しています。区内飲食店のHACCPの取り組みにも注目してみましょう。
 墨田区では「HACCPに沿った衛生管理」を実施している施設の目印となるよう、引き続き周知してまいります。

令和5年4月11日号の区報「すみだ」にて、HACCPについての特集記事を掲載しています。
HACCPや、HACCP取組中ステッカーについて書かれている記事になっていますので、この機会にHACCPについて理解を深めてみてください。

クイズとアンケートの実施結果から

 今回のクイズとアンケートの結果から、焼肉で生肉が触れた野菜もよく焼くよう注意が必要なことや、食品表示の記載順について一定の理解があることがわかりました。一方で、HACCPについて知っている人、及び墨田区が施設へ配布しているHACCP取組中のステッカーについて知っている人は少ないことがわかりました。
 今回のクイズとアンケートの結果を踏まえて、今後も消費者や食品を提供する事業者に対し食中毒予防の普及啓発に努めていきたいと思います。

問い合わせ先

生活衛生課 食品衛生係
電話:03-5608-6943