このページの先頭です
このページの本文へ移動
  1. 現在のページ
  2. トップページ
  3. 健康・福祉
  4. 衛生
  5. 食の衛生
  6. 【消費者の方へ】“すみだこ”の部屋
  7. イベント情報
  8. 食の安全安心についての意見交換会「アニサキス博士になろう~オリジナル!キーホルダー作り~」を開催しました
本文ここから

食の安全安心についての意見交換会「アニサキス博士になろう~オリジナル!キーホルダー作り~」を開催しました

ページID:766092343

更新日:2025年7月1日

食の安全安心についての意見交換会「アニサキス博士になろう~オリジナル!キーホルダー作り~」

 令和7年6月18日、寄生虫であるアニサキスをテーマとした食の安全安心についての意見交換会を実施し、講習と実習を行いました。
 

すみだこイラスト
食品衛生キャラクター「すみだこ」

墨田区からの情報提供

 墨田区生活衛生課より、アニサキス食中毒の起こる仕組み、食中毒対策について説明を行いました。

ポイント

  • アニサキスは、魚介類や海にすむクジラなどの哺乳類の体内にいる寄生虫です。
  • アニサキス食中毒は、サバやスルメイカ、アジなどの魚を食べてから数時間~数日(発症者の多くは8時間以内)で発症します。
  • 主な症状は激しい腹痛です。状況により、吐き気、おう吐、じんましん等を伴うことがあります。
  • アニサキス食中毒を防ぐには、中心部まで-20℃で24時間以上冷凍する、または中心部まで十分に加熱することが有効です。

講師による魚のさばき方解説

魚のさばき方

 講師がサバやカツオなどの魚介類を解体し、さばき方等の説明を行う中、実際にアニサキスが寄生している様子を観察しました。(講師:食品衛生推進員 坪谷氏)
 サバの内臓を取り出すと、内臓の表面にくるりと丸まった白い糸状のアニサキスがたくさん寄生していました。新鮮な魚の場合、アニサキスは内臓部分にいることが多く、時間が経つと筋肉部分に移行します。これを食べることでアニサキス食中毒になってしまう可能性があります。
 今回の実習では、生きたアニサキスがゆっくり動いているところを観察することができました。また希望者には、とれたての生きたアニサキスを持ち帰っていただくことができました。

ポイント

  • 新鮮な魚介類において、アニサキスは食べる筋肉部分よりも内臓部分に多く寄生しています。
  • 時間が経過するとアニサキスは内蔵部分から筋肉部分に移行するため、食中毒対策のためには早めに内臓を取り除くことが有効です。

みんなでアニサキスキーホルダー作り

 本物のアニサキスを使用し、キーホルダーを作成しました。
 キーホルダーの枠部分に好きな色のレジン液を流し込み、事前に用意したアニサキスとラメを入れて固めることで、各参加者オリジナルのキーホルダーが出来上がりました。

キーホルダー作り3

 参加されたみなさま、思い思いのアニサキスキーホルダーを作れたみたいです。ぜひこのキーホルダーを眺めて、本日学んだことを思い出していただきたいです!

問い合わせ先

生活衛生課 食品衛生係
電話:03-5608-6943

イベント情報

注目情報