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令和5年冬の食品衛生一斉監視の実施結果

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更新日:2024年2月1日

 歳末の時期には、贈答用、クリスマス用、正月用等の食品が短期間に大量に流通します。また、ノロウイルス食中毒が多発する季節です。
 墨田区では区民のみなさんの食生活の安全・安心を確保するため、食品衛生監視指導計画に基づき、これらの食品の検査及び食品等事業者に対する一斉監視指導を12月に実施しました。
 このたび、その実施結果がまとまりましたのでお知らせします。

食品を取り扱う施設への立入検査

 冬場はノロウイルスによる食中毒の流行期であり、本格的なふぐのシーズンでもあります。これらの食中毒が発生しやすい施設を中心に立入検査を実施しました。また、食品の表示についても販売店を中心に監視指導を実施しました。
 施設・設備や食品の取扱い、食品表示などに不適切な点が認められた事業者に対しては、口頭注意や文書による指導を行い、その後改善事項を書面で提出することを求めるなど、改善を図りました。

 立入り延べ軒数 217軒
  うち注意指導を行った軒数 42軒

宴会施設、集団給食施設等への監視指導

 過去、東京都内で1000人を超える大規模なノロウイルス食中毒が発生しました。また、都内の有料老人ホームで、生野菜を原因とした腸管出血性大腸菌O157食中毒により複数名が亡くなられました。このことを踏まえ、宴会施設や大規模な患者発生につながりやすい集団給食施設、特に重症化リスクの高い高齢者に食事を提供する施設等を中心に監視指導を実施しました。

 立入り延べ軒数 96軒
  うち注意指導を行った軒数 14軒

ふぐを取り扱う施設への監視指導

 ふぐによる食中毒は命に関わる重大な危険性があります。そこで、食品安全上リスクの高いふぐの取り扱いについて監視指導を行いました。

 立入り延べ軒数 55軒
  うち注意指導を行った軒数 1軒

食肉等の取扱施設への監視指導

 肉の生食等による食中毒を防止するため、食肉等を取り扱う飲食店、食肉販売店等に対し、監視指導を行いました。

 立入り延べ軒数 51軒
  うち注意指導を行った軒数 2軒

食品表示検査

 多種多様な食品が大量流通する年末に合わせ、適正表示を徹底するため、食品販売店を中心に食品表示の検査を行いました。不適切な食品表示を発見した場合、適正な表示に改めるよう指導を行いました。

 表示検査品目数 549品目
  うち不適切な表示 5品目(食品表示の不備、欠落など)

墨田区内で製造・流通する食品の検査

 墨田区内で製造・加工・販売される食品を抜き取り、食中毒菌や衛生指標菌などの検査を実施しました。このうち、結果が不良となった検体はありませんでした。

 食品検査検体数 10検体

食品検査結果
食品分類 検査検体数
すし種・さしみ 5検体
洋生菓子 1検体
和生菓子 1検体
加熱済そうざい 1検体
未加熱そうざい 1検体
弁当類 1検体
合計

10検体(うち不良0検体)


食品衛生知識の普及啓発

食品表示の動画、HACCP導入サポート動画の配信

 墨田区では、「食品表示」と「HACCPに沿った衛生管理」についての動画をホームページで公開し、普及啓発に努めています。

お問い合わせ

このページは生活衛生課が担当しています。