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令和2年度食品衛生監視指導結果について 

ページID:785186359

更新日:2021年9月30日

 墨田区では、区民のみなさまや食品等事業者のみなさまとの相互の情報及び意見交換を行って、食品衛生監視指導計画を策定しています。
 保健所ではこの計画に基づき、食中毒の発生防止、食品等の衛生的な取扱い、食品添加物の適正使用、適切な食品表示の徹底等、食品衛生の向上を目指して、食品取扱施設の監視指導、食品の抜き取り検査等さまざまな事業を実施しています。
 令和2年度の監視指導の実施結果がまとまりましたのでお知らせします。

食品関係施設の監視指導

 食品などを取り扱う施設は、食品衛生法や東京都食品製造業等取締条例により、許可や届出が必要となっています。保健所ではこれらの食品関係施設に立ち入り、監視指導を行っています。施設・設備や食品の取扱い、食品表示などについて、不適切な点が認められた事業者に対しては、その重要度に応じて口頭注意や文書による注意指導を行いました。その後、改善事項を書面で提出することを求めるなど、改善策を講じさせ確認しました。

食品関係施設:12,904施設
立ち入り延べ回数:3,757回

食品等の衛生検査

食品検査

 墨田区内で製造・流通・販売される食品を抜き取り、食中毒菌や衛生指標菌などの細菌検査(一部ウイルス検査を含む。)や、食品添加物の使用が適正であるかなどの化学検査を実施しました。

食品検査検体数:106検体
うち東京都・特別区の措置基準に適合せず、「不良」となった検体数:3検体
うち食品衛生法で定められた規格・基準に適合せず、「違反」となった検体数:1検体

令和2年度 食品検査実施状況(墨田区実施分)
食品の種類 検査検体数
魚介類 17検体(うち不良1検体)
菓子類 4検体(うち不良0検体)
缶詰・びん詰め 2検体(うち違反1検体)
そうざい類及びその半製品 68検体(うち不良2検体)
上記以外の食品 15検体(うち不良0検体)
合計 106検体(うち不良3検体、違反1検体)

不良、違反となった食品の例

  • 刺身:措置基準のうち細菌数及び大腸菌群数が不良
  • サラダ:措置基準のうち大腸菌群数が不良
  • びん詰め:添加物の表示の欠落で違反

 いずれも、ただちに健康に影響するものではありませんが、検査の結果「不良」となった事業者に対しては、衛生管理のための指標菌として、その原因を究明し、指導を行いました。その後、再検査等で改善の確認を行いました。
 検査の結果「違反」となった事業者に対しては、残品の出荷の停止など必要な措置を行いました。

違反食品の調査・対応

 墨田区や他自治体、検疫所等行政機関が行った検査の結果、食品衛生法違反であることが判明した場合は、違反品をすみやかに市中から排除する措置をとります。

区内業者が販売した違反食品

 安息香酸及びソルビン酸を不正使用した魚醤の輸入販売を行った区内業者に対し、当該品の販売禁止の処分を行いました。

食中毒の調査・対応

 食中毒やその疑いがある事件が区外で発生し患者が区内にいる場合や、区内の施設が何らかの関わりがある場合などは、食中毒関連調査として患者や原因として疑わしい施設すべてに対し調査を行っています。その内、区内施設が原因の食中毒は5件発生しました。

食中毒関連調査:35件
調査対象人数:210人
調査対象施設数:28施設

区内の施設が原因で発生した食中毒

 食中毒の原因施設と判明した区内施設5軒に対しては、改善策を講じさせ、再発防止に努めました。うち、1軒については、処分後の原因究明の結果、当該事業者に食品衛生法違反行為が認められず、行政指導が相当であることがわかったため、処分を取り消しました。

令和2年度 食中毒による行政処置一覧
原因物質 発生年月 食中毒事件の概要 行政処置
アニサキス 令和2年9月 スーパーでアジの刺身を購入し、自宅で食べた1グループ1名が腹痛、発疹、吐き気の症状を呈した。

営業停止命令1日間

ヒスタミン 令和2年11月 保育園できつねうどんを喫食した園児等91名のうち28名が発疹の症状を呈した。 食品衛生法違反行為が認められず、行政措置なし
カンピロバクター 令和2年11月 飲食店で食事をした1グループ4名のうち4名が下痢、発熱、嘔吐等の症状を呈した。 営業停止命令7日間
アニサキス 令和2年11月 スーパーでアジの刺身を購入し、自宅で食べた1グループ1名が腹痛、呼吸困難、吐き気等の症状を呈した。

営業停止命令1日間

アニサキス 令和3年3月 飲食店で食事をした1グループ2名のうち1名が腹痛、吐き気、頭痛等の症状を呈した。 営業停止命令1日間

食品表示の相談・監視指導

 食品表示法に基づく表示が適正に行われているか、監視指導を行いました。また、業者から食品表示の相談を受けた際は、適正な表示になるよう指導しました。

監視指導品目:1,530品目
相談件数:207件

食品に関する苦情・相談

 保健所には「食品に異物が混入していた」「食品を食べて気分が悪くなった」など、食品に関する様々な苦情が寄せられ、それらの原因究明のための調査を実施しました。また、食の安全に関する相談も数多く寄せられました。

苦情処理件数:113件
食の安全に関する相談件数:3,912件

関係者相互の情報及び意見の交換(リスクコミュニケーション)

監視指導計画の策定及び実施結果の公表等

 ホームページや区報等で公表し募集したパブリックコメントを参考に令和3年度食品衛生監視指導計画を策定しました。また、食品衛生監視指導の事業実施結果について、区報やホームページにて公表しました。

食品衛生推進会議機能の充実

 墨田区では食品事業者、消費者、学識経験者等13名の食品衛生推進員が委嘱されており、関係者相互の情報及び意見の交換を行っています。食中毒予防キャンペーンなど各種食品衛生普及啓発活動を、食品衛生推進員と協働で実施しました。このほか、食品衛生監視指導計画の策定においても、推進員による食品衛生推進会議に諮り、意見を求めました。

食品衛生推進会議開催数:3回

食品衛生知識の普及啓発

 保健所では食中毒防止対策の一環として、食品関係営業者・従事者を対象に食品衛生講習会を実施しました。消費者等に対しても、食品衛生についての正しい知識の普及啓発のため、食品衛生講座や、食品衛生月間イベントとして食中毒予防キャンペーンを行いました。そのほか、区の広報紙やケーブルテレビ、チラシ配布、ホームページ、SNSにより、食品衛生情報を提供しました。

令和2年度 墨田区普及啓発事業
普及啓発事業 実施回数 参加人数
営業者向け講習会 23回 839人
消費者向け講習会 5回 45人
食品衛生街頭相談 1回 230人
食品衛生パネル展 2回 不明
区報掲載 33回 なし
ケーブルテレビ 1回 なし

参考情報

過去に実施した食品衛生夏期一斉監視事業実施結果、歳末一斉監視事業実施結果について掲載しています。

お問い合わせ

このページは生活衛生課が担当しています。