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更新日:2019年3月8日
清潔にする意識を育み、望ましい生活習慣を身に付けさせたいのですが
朝起きたら顔を洗う。食後は歯を磨く。状況に応じて、鼻をかむ。手洗い・うがいをする。汗をかいたり、衣服ガ汚れたりしたら着替える。このように清潔を保ち、毎日気持ちよく過ごすために必要な習慣を育むには、まず大人が正しいやり方を見せて教えていくことが必要です。たとえば、並んで洗面台に立ちながら両手で水を上手にすくって顔を洗うことを教えたり、歯の正しい磨き方を見せたり、鼻をかむときは片方ずつ力まずにかむことなど、実際に示して一緒にやって見せることです。歯磨きについては、砂時計などを利用すると、時間の目安が見て分かるので、丁寧に磨くことができてお勧めです。また、この頃になると周りの友達の目も気になり始めます。「鏡を見てごらん」「食べかすがついているよ」「目やにが取れていないよ」など、本人がはっとして、汚れに気付いたり、身だしなみを整えたりできるように言葉をかけていきましょう。
気持ちよさを体感し、それを積み重ねることで、誰かに言われなくても、自分から気付いてきれいにすることや洋服の乱れを直したり、身だしなみを整えることの必要性も学んでいきます。
朝は「早く!早く!」と急かさないと行動に移せません
朝はどこの家庭でも、やることがたくさんあって非常に慌しく、大人はつい「早く!早く!」を連呼しがちですね。「いつまでやってるの?」「まだなの?」と急かされても、なかなか動き出せない子どもの姿が想像できます。
これを改善するためにまず必要なのは、早寝、早起きで生活リズムを整え、さわやかに目覚め、動き出せるようにすることです。たやすいことではありませんが、欠かせません。そしてもう一つ大切なのは子ども自身が行動の見通しをもつことです。経験を通して先を見通す力が身に付いてくると、自分で考えて動き出すことができるようになります。その時大人は、次の行動のヒントを出したり、時計に気付かせたりして、急かすことなく子どもが考える時間を作って待ちましょう。
また、どうして着替えるのか、どうして顔を洗うのか、どうして時間を守るのかなど、「どうして?」が分かっていることで、自分からすすんでやろうとする気持ちも育まれます。
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